こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は、イギリスが舞台となっているミュージカル・音楽映画について注目。後編では、音楽で人生が変わってしまう!? 心温まるストーリーが印象的な音楽映画についてお話しします。
カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

ミュージカル・音楽映画の魅力

画像: 『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』 ⒸMarc Brenner

『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』

ⒸMarc Brenner

前編にて、実在する人物を描いたイギリスのミュージカル・音楽映画についてお話ししました。栄光の裏にある壮絶な人生。不満や憤りを音楽にぶつける…。そこから生まれた名曲の数々に胸が熱くなります。。ストーリーの展開に合わせて音楽が変化していく様子は、複雑な想いや抱えている感情などが具現化するようで、観ている人の心にグッと訴えかけます。それこそミュージカル・音楽映画ならではの魅力ですよね。

続いては、音楽で人生が変わってしまう!? 心温まるようなストーリーが印象的な音楽映画についてお話しします。

音楽がいかに人の人生を支えているか

イエスタデイ(2019)

あの伝説的バンド ビートルズが世界から消えてしまう!? という題材のファンタジーコメディ作品『イエスタデイ』(2019)。イギリスの街サフォークを舞台に、売れないシンガーソングライター ジャックがビートルズの名曲を自分が代わりに歌うことで、スターへと駆け上がる。その先に待つのは一体…!?

ビートルズの偉大さ、彼らの音楽のない世界なんて!と改めて気付かされます…。名曲の数々がテンポ良く物語の展開を押し上げてくれるような心温まる作品です。

カセットテープダイアリーズ(2019)

アメリカのロックスター ブルース・スプリングスティーンによって人生が開かれていく少年の実話を基にした音楽映画『カセットテープダイアリーズ』(2019)。

本作は、1980年代後半のイギリスが舞台。人種差別や父親との衝突に悩まされていた主人公ジャベドがブルース・スプリングスティーンに影響を受け、彼の名曲と共に人生を突き動かしていくストーリーです。人はいつでも誰かの音楽に支えられ、それがいかに強い味方になってくれることか、強く共感する作品です。歌詞の表現方法がとても印象的で、爽快なストーリー展開にハッピーな気持ちになります!

音楽に乗せて気持ちの変化を表現したり、共感を生み出すミュージカル・音楽作品は本当に素晴らしいですよね。登場人物との距離がグッと近くなるようで、物語への圧倒的没入感が感じられます。

松竹ブロードウェイシネマのミュージカル作品もぜひチェックしてみてくださいね!(▶︎▶︎劇場公開作品一覧はこちら

ではまた次回お会いしましょう〜!

ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開

── みんなといっしょなら、こわくない! いつか、夢をかなえよう!

オリンピック開会式の映像監督と「オズの魔法使い」芸術監督・「不思議の国のアリス」演出家が放つ、大人気の英国ミュージカル! ゆかいな仲間たちが、“猛スピード”でお届けします!

<作品概要>
イギリスを代表する作家、ケネス・グレーアムの世界的に大人気児童文学作品、待望のミュージカル化!『メリー・ポピンズ』の脚本家と音楽家による、エンターテイメント界屈指のクリエイター書きおろし作!

<ストーリー>
破天荒なミスター・トードの屋敷に、チーフ・ウィーズルとギャングたちが襲い掛かる。果たして、ミスター・トード、モール、ラッティー、バジャーとミセス・オッターは、この危機を乗り越えられるのか!? 沢山の動物たちが繰り広げる、冒険と夢の物語。「仲間」たちも加わり、スリリングな旅が待ち受けている。さあ、あなたも、スーパーカーに飛び乗り、一緒に出掛けよう!

配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

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