こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』の脚本を務めたラニー・ロバートソンさんについて、お話しします。
カバー画像:『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』より ©Evgenia Eliseeva

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

勇気と感動をありがとう!!

なんだか急に冷えますね~。
寒さに負けず、今週もブログ『マイブロードウェイ』更新していきます!\\\\٩( 'ω' )و ////

先日の日本対クロアチアの試合は延長戦、そしてPK戦まで続く大奮闘でしたね。。今でも興奮と悔しさが止みません。。本当に惜しい試合でした・・( ; ; )

日本代表選手が一丸となって戦う姿はまさにサムライ。。
ワールドカップでの素晴らしいご活躍は、日本サッカー史に新時代が到来したと言っても過言ではないでしょう!!

勇気と感動をたくさんいただきました・・( ; ; )
ぜひまた4年後!!!!! 侍ジャパンの勇姿を期待しています!

ちなみに2026年FIFAワールドカップは、アメリカ、メキシコ、カナダの共同開催とのことで、参加国も32ヶ国から48ヶ国へと増えるそう…! さらに盛り上がりそうで、とても楽しみですね。

アーティストたちが直面する社会との軋轢

来年3月公開の松竹ブロードウェイシネマ最新作『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』。

本作で描かれているのは、アメリカで社会問題となった「悲痛な真実」と禁じられた「歌の力」。今こそ学ぶべきメッセージがある、ということをとにかくお伝えしたく、前回のブログではその背景についてお話しをさせていただきました。

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』

©Evgenia Eliseeva

このメッセージをよりリアルに、より立体的にしたのは、主演のオードラ・マクドナルドさんですが、それこそこのメッセージを形にしたのがまさに「脚本の力」とも言えるでしょう。

本作の脚本を務めたのが、ラニー・ロバートソン(Lanie Robertson)さんです。ラニー・ロバートソンさんは、伝説的なアーティストや、彼らが直面する社会との軋轢を描いた戯曲で知られる脚本家で、これまでに手掛けた戯曲は国際的に幅広く上演されています。

代表作は「ナスティー・リトル・シークレッツ」、「ジ・インサニティ・オブ・メアリー・ジラード」、「バック・カウンティ・クライムス」、「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」(2014年、ブロードウェイ初演)などが挙げられます。

“社会との軋轢を描いた戯曲”

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』もまさにこの言葉通りの作品と言っても過言ではないでしょう。

ちなみにラニー・ロバートソンさんは、全米脚本家組合、東部全米脚本家組合劇作家・作曲家協会に所属をしています。

後編ではこの「全米脚本家組合」とは何か、お話ししたいと思います。

続きはこちら

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』
2023年3月10日(金)より全国順次限定公開!

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』

youtu.be

── 愛に飢えても差別に負けない時代のカリスマ、ビリー・ホリデイを知らずして、人に伝わる“歌”は語れない。

史上初! トニー賞®全女優賞部門を6度受賞、アメリカの舞台エンターテイメント界において最多受賞を誇る、ブロードウェイ界の大スターで看板女優、オードラ・マクドナルドの代表作、そしてトニー賞®受賞作品!

ストーリー
時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。これから観客の面前で繰り広げられるのは、死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。本作は、10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、歌姫の姿とその音楽的世界観を魅力的に描き出していく。ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで有観客上演された舞台を収録した「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」。6度のトニー賞に輝くオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的な歌姫に扮し、歴史に残るパワフルなパフォーマンスを披露する。

トニー賞® 演劇主演女優賞(2014年)オードラ・マクドナルド
トニー賞® 演劇音響デザイン賞(2014年)スティーヴ・キャニオン・ケネディ

上映劇場はこちら!

配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2016/ビスタサイズ/90分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版