こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』の監督/演出を務めたロニー・プライスさんについて、お話しします。
カバー画像:『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』より ©Evgenia Eliseeva

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

漢字一文字で表すと…?

今週もブログ『マイブロードウェイ』更新していきます!\\\\٩( 'ω' )و ////
よろしくお願いします♪

先日、毎年恒例の「今年の漢字」が発表されましたね!

2022年の漢字は「戦」。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、物価高への戦い、そしてワールドカップでの戦いがあったことが理由としてあげられる、とのことです。なるほど…

ちなみに「戦」が選ばれたのは、アメリカの同時多発テロが発生した2001年以来、2度目だそうです。

去年の漢字は東京オリンピックにより「金」、一昨年は新型コロナウィルスにより「密」でした。たった漢字一文字で一年がグッと思い返されますよね。

皆さんにとって、今年一年を漢字一文字で表すと、どんな漢字になりますか?

\\ 本作のクリエイター陣に注目! 第2弾 //

前回のブログでは、松竹ブロードウェイシネマ最新作『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』の脚本を務めたラニー・ロバートソン(Lanie Robertson)さんについて注目。

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』で描かれるメッセージ、彼が所属する団体「全米脚本家組合(WGA)」を通して、脚本の力の偉大さを目の当たりにしました。。

今回も本作のクリエイター陣から、監督を務めたロニー・プライスさんに注目します!

ロニー・プライスさんが演出を手がけた作品は主にこちら↓
皆さんは、ご覧になったことのある作品はありますか?

  • グレン・クローズ主演「サンセット・ブレヴァード(ミュージカル『サンセット大通り』)」(ブロードウェイ版、イングリッシュ・ナショナル・オペラ版)
  • エマ・トンプソン、ブリン・ターフェル主演「スウィーニー・トッド」(イングリッシュ・ナショナル・オペラ版、リンカーン・センター版)
  • 「カルーセル(回転木馬)」(イングリッシュ・ナショナル・オペラ版)

ブロードウェイでの代表作には、主に以下の作品が挙げられます。

  • オードラ・マクドナルド主演「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」
     →2023年3月より松竹ブロードウェイシネマにて上映‼︎
  • 「110イン・ザ・シェイド」
  • 「“マスター・ハロルド”・・・アンド・ザ・ボーイズ」
  • 「サリー・マー・アンド・ハー・エスコーツ」(ジョーン・リバーズ、エリン・サンダースとの共同脚本)
  • 「アーバン・カウボーイ」
  • 「ア・クラス・アクト」(リンダ・クラインと共にトニー賞ミュージカル脚本賞にノミネート)

「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」においては、HBO版およびウエストエンド版の演出も務めており、まさにロニー・プライスさんあっての『ビリー・ホリデイ物語』だとも言えるのではないでしょうか!?

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』

©Evgenia Eliseeva

さらに、舞台版を演出した「スウィーニー・トッド」(エミー賞受賞)、「カンパニー(カンパニー〜結婚しない男〜)」、「キャメロット」、「キャンディード」ではテレビ用映像収録版の監督も務め、舞台に留まらず幅広くご活躍をされています。

後編では、代表作で有名なミュージカル『サンセット大通り』と、「スウィーニー・トッド」についてお話ししたいと思います!

続きはこちら

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』
2023年3月10日(金)より全国順次限定公開!

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』

youtu.be

── 愛に飢えても差別に負けない時代のカリスマ、ビリー・ホリデイを知らずして、人に伝わる“歌”は語れない。

史上初! トニー賞®全女優賞部門を6度受賞、アメリカの舞台エンターテイメント界において最多受賞を誇る、ブロードウェイ界の大スターで看板女優、オードラ・マクドナルドの代表作、そしてトニー賞®受賞作品!

ストーリー
時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。これから観客の面前で繰り広げられるのは、死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。本作は、10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、歌姫の姿とその音楽的世界観を魅力的に描き出していく。ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで有観客上演された舞台を収録した「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」。6度のトニー賞に輝くオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的な歌姫に扮し、歴史に残るパワフルなパフォーマンスを披露する。

トニー賞® 演劇主演女優賞(2014年)オードラ・マクドナルド
トニー賞® 演劇音響デザイン賞(2014年)スティーヴ・キャニオン・ケネディ

上映劇場はこちら!

配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2016/ビスタサイズ/90分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版