こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は、日本のジャズ音楽シーンについてお話しします。
カバー画像:『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』より ©Evgenia Eliseeva

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

(続き)日本のジャズ音楽トピックス

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ダンスバンド、ジャズバンド、ジャズ喫茶などをきっかけに、どんどん日本に浸透していくジャズ音楽。当時の人々の心を癒す娯楽のひとつだったに違いありません。

しかし、第二次世界大戦中は適正音楽(敵対国のものであり、聴く者は非国民だと)とみなされ、ジャズ音楽は禁止とされていました・・・また、娯楽とされるものは全面的に禁じられており、ジャズもそのひとつとされていたようです。

上記のことがありますが、戦後はジャズが廃れるどころかますます人気を集めていくようになります。

戦後を象徴する曲の一つとして挙げられる『東京ブギウギ』。CM曲に起用されるなどして、これも誰もが知る名曲。タイトルの通りスウィングジャズで用いられる「ブギー」のリズムが特徴的です。

この曲の作曲は、1930年代頃から活躍する作曲家・編曲家の服部良一さん。日本のジャズ、ポップスのスタイルを築いた人物です。

ちなみに、、ビリー・ホリデイは創業者のジョン・ハモンド氏に才能を見出され、コロムビア・レコードに所属していましたが、服部良一さんは日本のコロムビアの専属作曲家だったそう。また、コロムビアは日本初のレコード会社でもあります。

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』

©Evgenia Eliseeva

1950年以降、日本各地にてジャズクラブやライブハウスなども増加しジャズ人気はさらに加速。大衆音楽として認知されるようになり、日本らしいジャズのスタイルも確立していきます。

日本歌謡界の女王 美空ひばりさんといえば『川の流れのように』や 「愛燦燦(あいさんさん)』などが有名ですが、美空ひばりさんの歌うジャズ・ナンバー『A列車で行こう』がとてもカッコ良いので良かったらぜひ聴いてみてください。

また地域でジャズを盛り上げるという動きから、全国各地でジャズフェスが開催されていますね。発祥の地とされる神戸・横浜より「神戸ジャズストリート」や「横浜ジャズプロムナード」などが挙げられます。

ちなみに世界のジャズ音楽シーン(前編)でご紹介した「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」は、長野県の斑尾でも開催(スキー場の記念イベントとして誘致)されていたそう! 遊びに行ったことのあるスキー場だったので驚きでした。

現代に至り、日本はもちろん世界でも活躍の場を広げていくジャズアーティストの方々がたくさん登場。たとえばジャズピアニストの上原ひろみさん。ジャズシンガー兼ピアニストの綾戸智恵さんなど…

ジャズとジャマイカ音楽を掛け合わせた「スカ」バンド、東京スカパラダイスオーケストラさんなんかも素敵ですよね。イントロを聴いただけで明るくなりますし、テレビに出演していると必ず耳を傾けて体を動かしたくなります♪

・・・
このブログをきっかけに、それこそ初期〜現代に至るまでもっと日本のジャズアーティストの方の作品を聴いてみたくなりました。そして、南青山にあるジャズ・クラブ「ブルーノート東京」(オープンは1988年)、いつか行ってみたいです!!

ではまたこちらのブログでお会いしましょう。

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』
2023年3月10日(金)より全国順次限定公開!

『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』

youtu.be

── 愛に飢えても差別に負けない時代のカリスマ、ビリー・ホリデイを知らずして、人に伝わる“歌”は語れない。

史上初! トニー賞®全女優賞部門を6度受賞、アメリカの舞台エンターテイメント界において最多受賞を誇る、ブロードウェイ界の大スターで看板女優、オードラ・マクドナルドの代表作、そしてトニー賞®受賞作品!

ストーリー
時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。これから観客の面前で繰り広げられるのは、死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。本作は、10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、歌姫の姿とその音楽的世界観を魅力的に描き出していく。ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで有観客上演された舞台を収録した「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」。6度のトニー賞に輝くオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的な歌姫に扮し、歴史に残るパワフルなパフォーマンスを披露する。

トニー賞® 演劇主演女優賞(2014年)オードラ・マクドナルド
トニー賞® 演劇音響デザイン賞(2014年)スティーヴ・キャニオン・ケネディ

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配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2016/ビスタサイズ/90分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版

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