カバー画像:©️Jenny Anderson
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
タップダンスの歴史 日本編
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日本での広がり
日本にタップダンスを持ち込んだのは、実は松竹がきっかけなのです! 松竹歌劇団の前身である松竹楽劇部を立ち上げる際に「何か新しいものを」ということで、アメリカ・ニューヨークでタップダンスを披露していたジョージ堀という人物をスカウトします。
彼が楽劇部で指導を始めるとともに、1931年、日本で最初のタップダンス教室がつくられました。
松竹歌劇団とは
宝塚歌劇団、OSK日本歌劇団(旧:大阪松竹歌劇団)とともに、「三大少女歌劇」と呼ばれ人気を博しました。松竹歌劇団は1996年にその歴史に幕を閉じています。
日本人タップダンサーのナンバーワン
そうして日本に持ち込まれたタップダンス。今、日本でナンバーワンのタップダンサーと言われているのが、熊谷和徳さんです。東京オリンピックの開会式でも踊っていて、2006年の米ダンスマガジンにおいて、「観るべきダンサー25人」の1人にも選ばれています。
日本にもトッププレーヤーがいるなんて、ちょっと親近感が湧きますよね。親近感が湧きすぎて、私も雨の日にかっこよく靴音を鳴らして踊れたらなあ…という淡い妄想が再び蘇ります。笑
タップダンスは自分でも楽しめる…?
タップダンスの歴史や、タップダンス界で有名な方々をここまで紹介してきましたが、タップダンスはその道のプロじゃないと踊れない、というわけではないみたい…?
タップダンスはプロのダンスを観るだけでなく、趣味としても楽しめる! 例えば、女優の黒木瞳さんはもう10年以上タップダンスを続けていらっしゃるそうです。ひとつのステップを習得するまでコツコツと続けることが性格に合っていたんだとか。
若い子たちはリズム感がありますから、タップは早くから始めたほうが良いんですけど、どの年代の方でも遅いことはありません。タップはいくつになっても始められますから。(黒木瞳)
また、タップダンスの動きは足をよく使うことから、美脚やヒップアップの効果、骨粗しょう症の予防、体幹のトレーニングにもなるそうです。
ジム通いと同じ感覚で、タップダンスを初めてみるのもいいかもしれませんね…。もしかすると、タップダンスが私の一生の趣味になるかもしれないし…、ちょっと気になります…!
ではまた次回、お会いしましょう〜。
松竹ブロードウェイシネマ『ホリデイ・イン』2023年10月6日(金)公開
『ホリデイ・イン』
2023年10月6日(金)より全国順次限定公開!
努力は絶対に裏切らない、サクセス&ラブ・ストーリー!
夢をとるか、愛する人を選ぶか、ジム、リンダ、テッドの恋の行方はいかに!?
ストーリー
舞台俳優のジムは、アメリカのショービジネスを引退し、エンターテイメントの街からコネチカット州の農場への移住を決意する。以前の生活とは一変しているところに、多才で活動的な農場の元オーナーの娘であるリンダと出会う。
そこで、農場の家をホテルに改築し、感謝祭、独立記念日、バレンタインデー、クリスマスなど、祝い事の度にショーを披露することを思いつき、ゴージャスな催し物を展開していく。
やがて、ジムとリンダの間に特別な感情が芽生えるが、ジムの親友であるテッドが現れ、テッドのダンスパートナーとして、リンダへハリウッド行きの話を持ち掛けてしまう。
「愛」と「夢」の選択、果たしてどちらが選ばれるのか!?
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/16:9/122分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版