皆さま、いかがお過ごしでしょうか。松 竹子と申します。
「松竹ブロードウェイシネマ」のプロデューサーとして、日々、皆さんから沢山のことを教えていただいています。感謝の気持ちを込めて、海外のエンターテイメント界から、気になる事柄や人物にフォーカスする「松 竹子のブログ日記」がスタートすることになりました。よろしくお願いします!
本日は、正に数時間後にイギリスはロンドンのTheatre Royal Drury Laneで上演される、『キンキーブーツ』のミュージカル・コンサート、「Kinky Boots - The Musical In Concert」に因んで、『キンキーブーツ』の「ローラ語録」についてお話ししたいと思います!

『キンキーブーツ』がコンサートになって戻って来ます!

2019年ぶりに、『キンキーブーツ』が、今回はコンサートになって、今年、8月8日・9日にて、イギリス・ロンドンのTheatre Royal Drury Laneの劇場に復活です!
ロンドン・ミュージック・シアター・オーケストラと一緒に、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のセドリック・ニールや『ウィキッド』のマット・ジェイ・ウィリス、そして、『リーガル・ブロンド』のコートニー・ボウマンなども出演しているようです!

Kinky Boots In Concert 8 August 2022 Curtain Call Bows - Theatre Royal Drury Lane London Cedric Neal

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ローラの魅力「レイズ・ユー・アップ/ジャスト・ビー」

『キンキーブーツ』には、魅力的なキャラクターが沢山登場しますよね。
そんな中、今回は、「ローラ語録」とともに、ローラの魅力に迫りたいと思います。
劇中の「レイズ・ユー・アップ/ジャスト・ビー」と言う曲の中で、こんな歌詞があります。

「依存症の回復には12ステップあるらしいの」
「私たちの方法はたった6ステップ」「よく聞いて」

1つ 真実を貫け
2つ 新たに学べ
3つ 自分と共に他人も受け入れて
4つ 愛を磨いて
5つ 誇りに従え
6つ 価値観と共に世界を変えて

“自分の有りのままを受け止めるー。”
これが、正にローラの真の魅力ではないかと思います。
歯に衣着せぬ物言いで、歌詞は続きます。

「そのままでなりたい自分のままで」
「他人に決めさせないで」
「そのままで 堂々と生きて」
「自分の人生を褒めたたえて」
「そのままが美しい」

どんな事柄であっても、誰しも、本当の自分をさらけだす事は勇気が必要です。
でも、我々はクローンや誰かのコピーではありません。
同じ容姿・同じ生活・同じ性格の人は他に存在しないので、「オリジナル」である自分のことを自分で決めるのは正しい行為だと筆者は思います。
勇気あるローラの魅力に憧れながら、そんなことを思う今日この頃です。
この素晴らしい日本語字幕スーパーは、字幕翻訳家の岩辺いずみさんに手掛けていただきました。下記のインタビューとともに、『キンキーブーツ』の作品詳細も改めてご覧いただけると嬉しいです。
ご拝読くださり、ありがとうございました。

一枚目写真:『キンキーブーツ』(松竹ブロードウェイシネマ)より
写真クレジット:©Matt Crockett

【「松竹ブロードウェイシネマ」とは?】
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!