「松竹ブロードウェイシネマ」のプロデューサーとして、日々、皆さんから沢山のことを教えていただいています。感謝の気持ちを込めて、海外のエンターテイメント界から、気になる事柄や人物にフォーカスする「松 竹子のブログ日記」をスタートすることになりました。
よろしくお願いします(≧◇≦)
今回は、『キンキーブーツ』でもお馴染みの、キリアン・ドネリーさん演じる、チャーリー・プライスにフォーカスしたいと思います(^^)/
キリアン・ドネリーさんの魅力
キリアンさんは、良い意味で、ヨーロピアンで骨太な雰囲気をお持ちの、
とても魅力的な俳優さんですよね(^o^)/
最近だと『オペラ座の怪人』にもご出演されています(^^♪
是非、キリアンさんの過去記事もご覧いただけると嬉しいです(^^)/
決められた人生からの脱出と「本当の自立」
「私の跡を継ぐのは息子のお前」
『キンキーブーツ』劇中で、チャーリー・プライスことチャーリーは、
靴工場を経営しているお父さんからこう言われて育ちます。
成長するにつれて、チャーリーは靴工場ではなく、恋人との不動産業を選んでいきます。
「靴は旅路を守ってくれるが
道を選ぶのは心だ」
お父さんは眉間にしわを寄せてこう言い放ちました。
自分の意に反して決められた人生を歩む。。。
これがどんなに苦しいことか、チャーリーの表情からも見受けることが出来ますね。
そんな中、ローラとドラァグクィーンたちに出会い、反発心が闘争心に変わり、
お父さんの靴工場を成功させようと一生懸命になるチャーリー。
でも自分のやり方を通そうとするあまり周囲との溝は深まるばかり。
悩みに悩んだその時にチャーリーが気づく一つの言葉。
それは、
「変わるべきなのは僕だ」
と言うこと。
自立とは、物質的なことではなく、自分の中にあると自ら発見する、こんな愛すべきチャーリーへ拍手を送らずにはいられません。この後の意外な展開は映画をご覧いただいた通りです。
「何故まわりと上手くいかないのだろう」と誰でも考え込む時があります。
そんな時、目線を変えて、1つでも良いので、今までと違う行動をとる事をおススメします。
例えば、もし対立している人がいたら、その相手の良いところを探してみる。
もし苦手な人がいたら、思い切ってランチに誘ってみる。
「そんなこと絶対できない(-_-;)」と言うゾーンから少しでも出る勇気を持つと、
案外、ことが上手く運ぶと時があります。「人は自分の鏡」と筆者は信じています。
これを機会に、『キンキーブーツ』作品詳細もご覧いただけると嬉しいです。
ご拝読を、ありがとうございました(^^ゞ
一枚目写真:『キンキーブーツ』(松竹ブロードウェイシネマ)より
写真クレジット:©Matt Crockett
【「松竹ブロードウェイシネマ」とは?】
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!