演出家 デヴィッド・ルヴォーの魅力について、ご紹介します。

演出家 デヴィッド・ルヴォーと日本

オーランド・ブルーム主演のブロードウェイ版『ロミオとジュリエット』の演出を手掛けた、デヴィッド・ルヴォーについてお話したいと思います。

デヴィッド・ルヴォーは若干25歳の時に『日陰者に照る月』でウエスト・エンド演劇賞を受賞し、イギリス演劇界にその名をとどろかせました。その後、同作品をブロードウェイでも演出し、トニー賞にノミネートされ世界的な演出家となりました。

デヴィッド・ルヴォーは、イギリスとアメリカを中心に活動する一方、日本にも非常にゆかりのある演出家です。1988年に日本に初来日し、麻美れい主演の舞台『危険な関係』を演出し、その後も日本で数多くの舞台の演出を手掛け、最近では草彅剛主演で巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の映画『道』を原作とした音楽劇『道』を演出して、多くのファンを魅了しました。彼のような世界的な演出家が日本との関係が深いというのは嬉しくなりますし、誇りに思える事だと思います。

今後もデヴィッド・ルヴォーの作品に注目し、日本で彼の作品が観れる事を楽しみに待ちたいと思います。