こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は、ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の脚本を務めたジュリアン・フェローズさんに注目。後編では、本作の見どころについてお話しします。
カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

ファンタジーやドラマの中で浮き彫りになる〝人間性〟

ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の脚本を務めた脚本を務めたジュリアン・フェローズさんに注目。前編では、過去のご経歴などをお話ししました。

舞台にドラマに映画と、多岐に渡るご活躍…! 素晴らしいですね。「ダウントン・アビー」に関しては2019年に映画版が公開となりましたが、映画の製作に向けてジュリアン・フェローズさんを筆頭に、ドラマでのクリエイターチームが再集結されたそうですよ。

本当にありそうな世界(非日常)を覗き見!

『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』

ⒸMarc Brenner

ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の特徴は、なんと言ってもハラハラ・ドキドキ・ワクワクするような刺激的な体験ができること! 疾走感のあるストーリー展開がなんとも心地よく、131分もの間に1秒たりとも飽きさせないところにパワーを感じます。

舞台で繰り広げられる愛おしい空間は〝どこかで本当にありそうな動物たちの世界〟。

そういえば、子供の頃『ドクター・ドリトル』(1998)という映画を見て、動物たちの言葉が分かれば面白いのになと感じたことがありますが、まさに『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』にてその願いを叶えてくれたような面白みがあります。

動物たちの本音を聞けたような気がして、人間の世界にはない厳しくもあり、優しくもある他者との関係性を目の当たりにし、動物目線での気付きや発見があります。

そういった現実と非現実を織り交ぜた物語が、とにかく心をつかんで離なしません。これは「ダウントン・アビー」そして「メリー・ポピンズ」にも同じことが言えるかもしれませんね。

夢のような楽しい世界を疑似体験しつつ、偏見や傲慢を改めることの大切さや仲間や家族を想う気持ちなどといった人間性について気付かされるところも魅力的で、台詞のひとつひとつが自分事として思えてなりません。

紙一重のような世界だからこそ届けるべきメッセージを具現化できる。ジュリアン・フェローズさんが描いた脚本にはそんなパワーを感じました。

そのメッセージとは、人それぞれ感じ方や着眼点が異なると思います。まさに楽しみ方は十人十色! 自分の心に響いた言葉やシーンを切り取って、ぜひお持ち帰りいただきたいです。

ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』。ぜひ劇場でお楽しみください!

ではまた次回お会いしましょう〜!

ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開

『ザ・ウィローズ』予告編

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配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

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