ミュージカル『メリー・ポピンズ』と『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の共通点とは？（前編）

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

第75回トニー賞授賞式開催！

米国で最も権威のある演劇とミュージカルの賞

今年もトニー賞の季節がやってきましたね！ 昨年は、新型コロナウィルスの影響により開催日の延期がありましたが、今年は延期することなく開催を迎えることができました（現地時間2022年6月12日）。

今年のミュージカル部門では、『ア・ストレンジ・ループ』が作品賞と脚本賞の2部門を受賞。演劇部門では、『リーマン・トリロジー』が作品賞を含む5部門を受賞しました。

また、マイケル・ジャクソンの半生を描いた話題のミュージカル『MJ』主演のマイルズ・フロストさんが、ブロードウェイ初舞台にして主演男優賞を受賞。初舞台で受賞、すごいですね！！ 演出は、クリストファー・ウィールドンさんですし…。とにかくミュージカルも演劇も気になる作品がたくさんありました。

パフォーマンスも素晴らしかったですね・・！ いま話題の作品をぎゅぎゅっと見れたようでとても興奮しました。司会を務めたアリアナ・デボーズさんのパフォーマンスも圧巻で、オープニングではブロードウェイ名曲が盛り沢山でとても楽しかったです（途中「パリのアメリカ人」の代表曲もありましたね！）素晴らしかったです。

歌にダンスに華やかなパフォーマンスが印象的な授賞式でしたが、現地の様子を映像で見るとコロナ前に戻った、というより新しい時代にどんどん進んでいく、そういった強さを感じました。世界や日本でもっとミュージカルや舞台、エンターテイメントの場がもっともっと盛り上がっていって欲しいですね！！

実は、、ミュージカル『メリー・ポピンズ』と制作陣が同じ!?

エンターテイメントの盛り上がりと言えば、いよいよ日本でも本場のミュージカルが劇場で公開されますよ〜！

7月8日（金）劇場公開のミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』。

いよいよ公開まであと1ヶ月を切りました！

毎週こちらのブログでは、あらゆるテーマに沿って本作の魅力や見どころをお話ししています。

出演キャストや監督、脚本家などとにかく語るべきことが尽きない本作なのですが、実は制作チームがミュージカル『メリーポピンズ』とほとんど同じということをご存知でしょうか!? そこで今回のブログでは、両作の共通点に注目したいと思います。

ミュージカル『メリーポピンズ』

『メリーポピンズ』の原作は、オーストラリア出身のイギリス人作家パメラ・L・トラヴァースによる児童文学シリーズ『メアリー・ポピンズ』です（1934年〜1988年）。

1964年にはディズニーがミュージカル映画化し、アカデミー賞にて13ノミネート・5部門を受賞。2018年には続編『メリー・ポピンズ リターンズ』が公開されましたね。タイトルを聞いただけであの衣装と傘が思い浮かぶ、長年愛されている不朽の名作です。

ミュージカルは2004年にウエストエンドで初・舞台化され、次にウエストエンド公演、日本を含む世界各国にて公演されているようです。日本では今年3月から再演がありましたね(*^^*)

では続きは後編にて！ お楽しみに！

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