こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は、『プレゼント・ラフター』の舞台ロンドンのエンターテイメントについて注目します。前編では、舞台/演劇について行ってみましょう〜!
カバー画像:『プレゼント・ラフター』より ⒸSara Krulwich

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

ブログを週2でお届けします!

今まで週1回お届けしていたこちらのブログですが、今回より内容を2つに分けて週2回更新することになりました!

もちろん内容はこれまでと変わらず、松竹ブロードウェイシネマ作品にまつわるさまざまなことを発信していきますので、これからもどうぞよろしくお願いします(*^^*)

さて!公開まであと2ヶ月を切った『プレゼント・ラフター』。ブログでは、作品の舞台となっているロンドンについてあらゆることをお話させていただきました。

ロンドンの魅力を知れば知るほど興味が湧き、カルチャーやファッションなど『プレゼント・ラフター』の舞台に反映されていることも面白いなぁとつくづく感じる今日この頃です。

そんなロンドンについてもっと知りたい!ということで、今回は気になるロンドンのエンターテイメントについて注目したいと思います。

ロンドンと言えば、エンターテイメントの街であり、有名アーティストたちの誕生の地でもありますね。今回は舞台/演劇、音楽についてお話しします。まずは、舞台/演劇について注目です!

ロンドン観光の名所でもある人気エリア

ロンドンの舞台や演劇と言えば「ウエスト・エンド・シアター」ですね!

「ウエスト・エンド・シアター」とは、ロンドンのウエスト・エンド周辺にある大規模な劇場地区のこと。ニューヨークのブロードウェイと並んで、最高峰レベルの舞台や演劇が上演されており、観光地としても人気が高い地区でもあります。1660年から公演していて、とっても歴史が長いのです。

ちなみに、『パリのアメリカ人』にてヒロインのリズ役を務めたリャーン・コープさんが所属していた英国・ロイヤルバレエ団もこの地区内にある歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスが本拠地となっています。

このウエスト・エンド地区にはたくさんの劇場が集結していて、およそ40もの劇場があるそうです!「アポロ・シアター」や「アデルフィ・シアター」、「クイーンズ・シアター」など、一度は耳にしたことがある劇場が多いのでは、と思います。

歴史を遡るとロンドンにて演劇文化が盛んになったのは、16世紀後半から17世紀前半にかけての頃だったそう。この時代に書かれた作品や上演作品は「イギリス・ルネサンス演劇(エリザベス朝演劇)」と呼ばれ、有名な劇作家がたくさん活躍した時代でした。

代表的な劇作家と言えば、ウィリアム・シェイクスピア! 松竹ブロードウェイ作品にもある通り、『ロミオとジュリエット』が有名ですね。また、〝プレゼント・ラフター〟という言葉はシェイクスピアの喜劇『十二夜』から引用されたそうですよ。

画像: 『プレゼント・ラフター』 ⒸSara Krulwich

『プレゼント・ラフター』

ⒸSara Krulwich

最後に舞台のアワードについて、プチ情報をお伝えします。

ブロードウェイのミュージカル・演劇を対象とした賞は「トニー賞」と言いますが、イギリスの演劇・オペラを対象とした賞は「ローレンス・オリヴィエ賞」と言います。イギリスで最も権威のある賞で、日本人ではバレリーナの森下 洋子さんが1985年に初めて受賞をされています。

いかがでしたでしょうか?(*^^*)
後編では、【音楽編】をお届けしていきます!

ではまた次回お会いしましょう〜!

プレゼント・ラフター
2022年3月11日(金)全国順次限定公開

画像: 松竹ブロードウェイシネマ「プレゼント・ラフター」 youtu.be

松竹ブロードウェイシネマ「プレゼント・ラフター」

youtu.be

──人間は、いくつになっても恋をする。 役者魂、ここにあり。

ケヴィン・クライン、トニー賞演劇主演男優賞受賞作品!そして『アベンジャーズ』のコビー・スマルダーズ、待望のブロードウェイ・デヴュー作!

<ストーリー>

“お相手の本音、おしえますー。” ブロードウェイが熱狂した恋愛アカデミー⁉

舞台は1900年代前半、『キンキーブーツ』誕生の地イギリス・ロンドン。主人公ギャリーはミドルエイジの大人気喜劇役者。腐れ縁の(元?)妻、自分の事を親よりも知っている秘書、恋仲の女流作家と、ギャリーに好意を持つ男性作家に若い女性―。今日も個性的な面々に囲まれながら、本心を言い出せないギャリー。果たして、ギャリーは最後まで“プレゼント・ラフター(今の笑い)”を演じきることが出来るのか!?

配給:松竹
©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/ビスタサイズ/136分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版

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