カバー画像:『ホリデイ・イン』より©️Joan Marcus
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
ミュージカルって、観たことありますか?
いきなりすみません。みなさんは、ミュージカルって観たことありますか? 大好きでたくさん観てるよという方から全く観たことがない方まで、みなさんさまざまだと思います。私のミュージカル経歴(?)は、中学生の時に劇団四季の『ライオンキング』を見て感動したことがはじまりです。
まだまだひよっこの私ですが、これから松竹ブロードウェイシネマの作品を通じて、ブロードウェイミュージカルの魅力や楽しみ方を発信していきたいと思います。今ではすっかりミュージカルに詳しくなったYuri先輩のようになることが目標です! よろしくお願いいたします。
『ホリデイ・イン』の原作『スイング・ホテル』
今回は、2023年10月6日(金)より松竹ブロードウェイシネマで公開される『ホリデイ・イン』の原作、『スイング・ホテル(原題:ホリデイ・イン)』(1942)を鑑賞しました。
『スイング・ホテル(原題:ホリデイ・イン)』のあらすじはこちら↓
ダンサー、テッドに恋人をとられた歌手のジムは、田舎で休日だけショーを見せるコテージ"ホリディ・イン"を開く。彼はここで芸人志望のリンダと出会い、恋が芽生える。しかし、応援に駆けつけたテッドもリンダが好きになり、又新たな恋愛合戦が...
鑑賞前にチラッとこの映画の見どころを調べてみたところ、
- 名曲「ホワイト・クリスマス」が初めて歌われた映画
- ファイヤークラッカー・ダンスが見もの
とのことでした。気になりますね!
『スイング・ホテル(原題:ホリデイ・イン)』の感想
実際に鑑賞してみて、やはり「ホワイト・クリスマス」とファイヤークラッカー・ダンスは人に話したくなる良さがありました。今まさに鑑賞直後にこのブログを書いていて、あれもこれも語りたくてうずうずしているところですが、今回は名曲「ホワイト・クリスマス」についてご紹介します!
名曲「ホワイト・クリスマス」、ジムの歌声にうっとりしてしまう
この名曲「ホワイト・クリスマス」はアーヴィング・バーリンによって作詞作曲され、1942年のアカデミー歌曲賞を受賞しています。その後もロングヒットを続け、現在までになんと5000万枚以上のシングルが売れているのだとか。これは世界のレコード史上最大の記録で、カバーバージョンなどの含めると1億枚以上売れているそうです!
実は私はこの曲を知りませんでしたが、今は頭の中でずーっと流れています。「I’m dreaming of a white Christmas 〜」とゆったり歌い始めるあの場面…。そしてジム役のビング・クリスビーの甘美で伸びやかな歌声の美しさ! ジムが「ホワイト・クリスマス」を歌うこの場面は、「ホリデイ・イン」で歌が歌われる最初の場面です。
田舎の小さな「ホリデイ・イン」で歌われるこの「ホワイト・クリスマス」は静かに心に沁みてくるような感覚があります。12月になったらふと口ずさみたくなるような、きっと誰の心にもすーっと入り込む、そんなやさしい歌だと思いました。
まだまだ語りたいことだらけなのですが、あまりにも長くなってしまいそうなので、続きは次回!
松竹ブロードウェイシネマ『ホリデイ・イン』2023年10月6日(金)公開
今回ご紹介した『ホリデイ・イン(邦題:スイング・ホテル)』を舞台化したブロードウェイミュージカル『ホリデイ・イン』を、映画館で見ることができます!
『ホリデイ・イン』
2023年10月6日(金)より全国順次限定公開!
努力は絶対に裏切らない、サクセス&ラブ・ストーリー!
夢をとるか、愛する人を選ぶか、ジム、リンダ、テッドの恋の行方はいかに!?
ストーリー
舞台俳優のジムは、アメリカのショービジネスを引退し、エンターテイメントの街からコネチカット州の農場への移住を決意する。以前の生活とは一変しているところに、多才で活動的な農場の元オーナーの娘であるリンダと出会う。
そこで、農場の家をホテルに改築し、感謝祭、独立記念日、バレンタインデー、クリスマスなど、祝い事の度にショーを披露することを思いつき、ゴージャスな催し物を展開していく。
やがて、ジムとリンダの間に特別な感情が芽生えるが、ジムの親友であるテッドが現れ、テッドのダンスパートナーとして、リンダへハリウッド行きの話を持ち掛けてしまう。
「愛」と「夢」の選択、果たしてどちらが選ばれるのか!?
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/16:9/122分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版