こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員Hanaです。今回は、『ホリデイ・イン』でジム役を演じた、ブライス・ピンカムさんについてお話しします。
カバー画像:『ホリデイ・イン』より ©️Joan Marcus

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

涼しいと感じて…よいのでしょうか?

今週も『マイブロードウェイ』更新していきます。よろしくお願いします!

9月ももう半ばになりましたね。最近、外に出ると息がしやすい感じがして、もしかして少し涼しくなったかも…? と思っています。しかし、今年の7月8月の酷暑を経験して感覚が麻痺してしまっているのではないか…という不安もあり、10年前の気温と比較してみました。

月平均気温最高気温最低気温
2013年9月25.2℃35.7℃15.7℃
2023年9月27.2℃34.9℃19.7℃

※2023年は9月11日までのデータ ※出典:気象庁HP

……9月だけを比較すると、あまり変わりがないようですね。2023年の方が、月平均気温と最低気温が2℃ほど高いですが、これから月末にかけてどんどん最低気温が低くなっていくと考えると、変わりがないと言えそうです。

というのも、実は2013年も西日本を中心に酷暑続きの異常気象だったとか。年々気温が上がり、暑い時期も長くなっている気がしましたが、10年前にも同じような暑さを経験していたんですね。

気になる方はぜひ、気象庁のHPから過去の天気や気温を調べて見てください。自分やご家族の誕生日や思い出の日、さらには、お気に入りの映画の公開日など、色々調べてみると面白いかもしれません。

キャスト紹介も今回で最後です…!

さて、これまで『ホリデイ・イン』に出演しているキャストを紹介してきましたが、なんと今回でキャスト紹介も最後になります。

これまでに紹介したキャスト・スタッフ

演出家 ゴードン・グリーンバーグさんについてはこちら
リンダ役 ローラ・リー・ゲイヤーさんについてはこちら
振付師 デニス・ジョーンズさんについてはこちら
テッド役 コービン・ブルーさんについてはこちら

キャスト紹介の最後は、ジム役ブライス・ピンカムさんについて、お話ししていきます!

画像右がジム役ブライス・ピンカムさん

ブライス・ピンカムさんの代表作といえば、ブロードウェイ作品『紳士のための愛と殺人の手引き』(2013)です!

本作でオリジナル・キャスト(モンティ・ナヴァーロ役)として、トニー賞のミュージカル主演男優賞とグラミー賞にノミネートされました。

本作は2017年に日本にも上陸しており、市村正親さんが1人8役を演じるということでも話題になりました。抱腹絶倒のミュージカルコメディなのですが…また次回このお話もしますね!

さて、ブライス・ピンカムさんのお話に戻ると…これまでに『紳士のための愛と殺人の手引き』の他にも、多くのブロードウェイ作品に出演しています。彼がこれまでに参加したブロードウェイ作品は700公演以上とも言われているのです!

これまでの参加作品の一部

  • 『Bloody Bloody Andrew Jackson』(2010)
  • 『Ghost the Musical』(2012)
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』(2013)
  • 『The Heidi Chronicles』(2015)
  • 『Little Shop of Horrors』(2022-23)
    ほか

この中で、2015年の『The Heidi Chronicles』ブロードウェイ・リバイバル公演ではPeter Patrone役を演じ、アウター・クリティック・サークル賞とドラマ・リーグ賞にノミネートされました。

Instagram

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個人的に気になる参加作品は、2022年・2023年の『Little Shop of Horrors』です。実はこの作品、元となるミュージカル映画があり、私はそれを見たことがあります!

ミュージカル映画は1960年公開で、低予算かつ取り壊し前のセットを利用してたった2日間で撮影された、ブラック・コメディ映画です。

花屋に勤めるドジだけど心優しいシーモアが、ある日鬼店長に「何か店に為になる事をやらんと首にする」と脅されるところから物語が始まります。シーモアは、「珍しい花があれば客が増える!」と枯れかけの花を店に持ってくるのですが、その花は人の血で育つ花で……。

という、ちょっぴり怖いけど笑える物語です。

この作品は公開後、長編映画になったり、ブロードウェイミュージカルで公演されたり(何度もリバイバルされています)、さらに日本でも1980年代から何度も舞台化されています。

ブライス・ピンカムさんは、サディスティックな歯科医のオリン・スクリヴェロ役のようです。気になりますね…!

次回は、ブライス・ピンカムさんの代表作『紳士のための愛と殺人の手引き』についてお話します。お楽しみに!

松竹ブロードウェイシネマ『ホリデイ・イン』2023年10月6日(金)公開

『ホリデイ・イン』
2023年10月6日(金)より全国順次限定公開!

『ホリデイ・イン』

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努力は絶対に裏切らない、サクセス&ラブ・ストーリー!
夢をとるか、愛する人を選ぶか、ジム、リンダ、テッドの恋の行方はいかに!?

ストーリー
舞台俳優のジムは、アメリカのショービジネスを引退し、エンターテイメントの街からコネチカット州の農場への移住を決意する。以前の生活とは一変しているところに、多才で活動的な農場の元オーナーの娘であるリンダと出会う。

そこで、農場の家をホテルに改築し、感謝祭、独立記念日、バレンタインデー、クリスマスなど、祝い事の度にショーを披露することを思いつき、ゴージャスな催し物を展開していく。

やがて、ジムとリンダの間に特別な感情が芽生えるが、ジムの親友であるテッドが現れ、テッドのダンスパートナーとして、リンダへハリウッド行きの話を持ち掛けてしまう。

「愛」と「夢」の選択、果たしてどちらが選ばれるのか!?

上映劇場はこちら

配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/16:9/122分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

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