こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は、宮崎キネマ館にてアンコール上映される作品『42ndストリート』と『シー・ラヴズ・ミー』の魅力をご紹介します。
カバー画像:『42ndストリート』より ©Brinkhoff/Mogenburg

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

映画館での“ミュージカル体験”でとびきり笑顔に!とびきり元気に!

宮崎の映画館『宮崎キネマ館』でのアンコール上映が、いよいよ来週となりました!

チケット販売は、11月27日(土)10:00~
宮崎キネマ館webサイトまたは、宮崎キネマ館店頭にてお買い求めください。

前々回のブログでは、大ヒットミュージカル『キンキーブーツ』の魅力をご紹介しました。今回は、『42nd ストリート』と『シー・ラヴズ・ミー』について注目したいと思います!

私はどちらの作品も本当に大好きで、観た後にはついつい踊りたくなり、口ずさみたくなるようなフレーズや音楽が心地良く残り、、高揚感とパワーがたまらない作品となっています!ぜひたくさんの方々に、この魅力を知っていただきたいです。

今回のブログでは、私のおすすめポイントをぎゅぎゅっと!ご紹介していきます(*^^*)

これぞミュージカル!
息をするのも忘れてしまいそうになる圧巻のタップダンス『42nd ストリート』

『42ndストリート』の魅力

  • 豪快で気持ち良い集団タップダンス
  • 活力に溢れたエネルギッシュなストーリー
  • 主演のクレア・ハルスさんがとにかくすごい!

『42nd ストリート』

©Brinkhoff/Mogenburg

まずは、『42ndストリート』についてご紹介します!

もう…このポスターを見るだけで「もう絶対に楽しい作品に違いない!」とワクワクしませんか?(*^^*)このヴィジュアルにある通り、『42ndストリート』は大人数での豪快なダンスがとにかく見どころで、この大階段以外にも目を奪われるような演出がたくさん登場します。

本作を手掛けたプロデューサーは、ショーン・オースティンさん。何を言おうこの方、『キンキーブーツ』や『パリのアメリカ人』など数々の名作を手がけた名プロデューサーなのです。

舞台はオーディションの場面から始まるのですが、開始後すぐに心を奪われます…。気持ち良いほど豪快な靴音の共鳴! シンクロ率が凄すぎる迫力満点なタップダンス! まさにミュージカルの幕開けを宣言するかのようでもあり「これからもっとすごいことがたくさん巻き起こる」と一気に期待度が急上昇してしまいます。

物語は、大恐慌の中で演出家のジュリアン・マーシュ(トム・リスター)が新作ミュージカルを上演することをはじめに、ダンサーのオーディション、主役の怪我、代役の苦労、、など色んなことが起きるのですが、どんなことがあっても必ず舞台を上演し、成功させる!と舞台に立つ全員がひとつの方向を向き、諦めずに前を向き続けるというストーリー展開にとても元気をもらいます。

特に主演のクレア・ハルスさんのダンスが本当に素晴らしく、私は終始彼女に見惚れっぱなしでした…。。観ている側が足がもつれてしまいそう…息が切れてしまいそう…そんな気持ちになる彼女の超絶パフォーマンスは本当に凄いです。ぜひ注目していただきたいです。

42nd ストリート

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美声の共鳴と舞台の仕掛けに注目!
第70回トニー賞受賞作品『シー・ラヴズ・ミー』

『シー・ラヴズ・ミー』の魅力

  • 全員主役級な美声の共鳴に惹きつけられる
  • ユーモアかつロマンティックなラブストーリー
  • 飛び出す絵本のような舞台の仕掛けにときめき

『シー・ラヴズ・ミー』

©Joan Marcus

『シー・ラヴズ・ミー』は、トム・ハンクス&メグ・ライアンの主演映画「ユー・ガット・メール」(1998)の原点となるミュージカル作品。第70回トニー賞にて、ミュージカル装置デザイン賞を受賞しています。

なんと言っても、キャストの歌声がとにかく素晴らしいのが見どころです! その高い歌唱力故に、聞き覚えのある曲はもちろん、はじめて聞く曲もすうっと耳に入り、観賞後には口遊んでしまうような強いパワーがあります。

物語の舞台は香水店。仲が悪いジョージとアマリアはいつも口喧嘩をしているのですが、気になる匿名の文通相手がいて、それが何とお互いだった!? というストーリーになっています。

すれ違うお互いの想い、ムッとしてしまうようなリアルな気持ち、素直になれない自分の気持ちなど、恋愛のあれこれをユーモアたっぷりで繰り広げられ、それがなんとも面白いのです! 「自分だったらどうするか…」などとついつい共感と妄想が止まらなくなってしまいます。

ジョージとアマリアの恋愛はもちろんですが、同じく香水店で働く女性スタッフイローナと男性スタッフコダーイによる駆け引き?パフォーマンスもコミカルで印象的です。

このユーモアでロマンティックな舞台に欠かせないのが、舞台装置! まるで飛び出す仕掛け絵本をめくっているかのようで、観ていてとっても楽しく、現実逃避をさせてくれます。

ぜひ自分ならではの楽しみ方で、ステージを楽しんでみてくださいね♪

シー・ラヴズ・ミー

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圧巻のダンス、心打たれる歌声! どちらの作品もやはり映画館で見るのがとにかく最高です。
宮崎キネマ館のアンコール上映は、12月3日からです(*^^*)公開まで今しばらくお待ちください♪

宮崎キネマ館 松竹ブロードウェイシネマ アンコール上映詳細

上映期間:2021年12月3日(金)~12月30日(木)※予定
上映作品:『キンキーブーツ』、『42nd ストリート』、『シー・ラヴズ・ミー

▶︎▶︎宮崎キネマ館の公式ホームページはこちら

ではまた次回お会いしましょう!

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