カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
疾走感のある音楽のシャワーを浴びる
ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の作曲・作詞を務めたジョージ・スタイルズさん(作曲)アンソニー・ドリューさん(作詞)に注目。前編では、過去のご経歴などをお話ししました。
後編では『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の楽曲から私が感じたことをいくつかお話ししたいと思います(*^^*)
うっとりしてしまうような四季の移ろい
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』は、動物たちの世界が物語の舞台となっているのですが、そんな彼らが生きる森や川のほとりなど大自然の豊かさを楽曲を通じて体感しました。
また、動物たちの習性などを活かした四季を感じる楽曲がなんとも可愛らしく、ストーリー展開のポイントになっているとも思いました。ぜひ注目していただきたいところです!
動物たちの個性ににっこり・ほっこり
動物たちの個性が表れている楽曲がなんとも印象的でした(*^^*) どんな特徴があるのか再認識できたところも新鮮ですが、それぞれの悩みや本音に触れている点には「人間界も同じことだよなぁ」と気付かされました。
差別や偏見をせずに他人を尊重したり助け合うことの大切さを、動物たちが歌で代弁してくれているかのようで、それはまさに本作の重要なメッセージであるとも思いました。
爽快・軽快! ご機嫌なメロディーに心躍る
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の楽曲はとにかく明るくて疾走感のあるメロディーがとても印象的でした。ついつい口ずさんでしまいたくなるような、耳にすぐ残ってしまうような曲がたくさん! ブログのタイトルにある通り、鑑賞後には「プップー♪」のリズムは忘れられなくなりますよ(笑)これはまさに前編でもお話しした通り、本能で反応してしまうようなご機嫌なリズムです。
ぜひ『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の素晴らしい楽曲に身を任せて、131分間最高な音楽のシャワーを浴びてみてはいかがでしょうか? 心の中の何かが洗われ、スカッとした気持ちに満たされること間違いなしですよ!
ぜひ劇場でお楽しみください! ではまた次回お会いしましょう〜!
ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開
── みんなといっしょなら、こわくない! いつか、夢をかなえよう!
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配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版