こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信! 今回は、ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の脚本を務めたジュリアン・フェローズさんに注目します。
カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

セレブレーションな4日間!

先日、エリザベス女王の在位70年を祝う記念式典「プラチナ・ジュビリー」が行われましたね! バッキンガム宮殿前にはたくさんの人々が集まり、パレードやセレモニーはとても豪華。まさにセレブレーションな光景でした。

屋外ステージでのパフォーマンスには、クイーンをはじめエド・シーラン、デュラン・デュラン、エルトン・ジョン(映像での出席)などイギリスを代表するスーパースターたちが多数集結。さらにミュージカルの楽曲もたくさん披露されていたようですね。

今年話題となったのが冒頭で流れたオープニング映像。くまのパディントンが宮殿でエリザベス女王とお茶をしている様子がなんともキュートでユーモアがありましたよね(*^^*) こうしたイギリスのカルチャーに溢れた内容がとても印象的でした。

エリザベス女王はなんと今年で96歳を迎え、女王在位70年という記録は過去最長だそう。本当に凄いことですよね。偉業を成し遂げた女王を国民一体となり祝福する様子は、まさに歴史的瞬間でしたね。

イギリスを代表する脚本家
代表作は大ヒット海外ドラマ『ダウントン・アビー』

『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』

ⒸMarc Brenner

7月より公開する『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』も、実はイギリスで大ヒットをしたイギリス発のミュージカル。ロンドン・ソーホー地区にあるロンドン・パラディウム劇場で上演された演目を特別撮影し、日本語字幕スーパー付きで収録したものになります。

これまでブログでは出演者・原作者・クリエイターさんなどお話ししましたが、今回は脚本を務めたジュリアン・フェローズさんについて注目します!

ジュリアン・フェローズさんは、イギリスの脚本家・俳優・小説家・プロデューサーです。代表作には、エミー賞69部門ノミネート中15賞を受賞した大ヒットした海外ドラマ「ダウントン・アビー」(2010-2015)があり、本作にてテレビ映画脚本賞の受賞を果たしています。

他にも舞台脚本では、トニー賞ミュージカル脚本賞ノミネートを果たした大人気演目「スクール・オブ・ロック―ザ・ミュージカル」、そしてドラマデスク賞脚本賞ノミネート作品「メリー・ポピンズ」などが挙げられます。

映画では、アカデミー賞オリジナル脚本賞に輝いた「ゴスフォード・パーク」(2001)、ナショナル・ボード・オブ・レビュー新人監督賞受賞の「孤独な嘘」(2005)や、「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(2009)、「ツーリスト」(2010)、「ロミオとジュリエット」(2013)などの脚本を手掛け、テレビのミニシリーズでは「タイタニック」(2012)も手掛けいるなどたくさんのご経歴とアワードを受賞されています。

では続きは後編にて! お楽しみに!

ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開

『ザ・ウィローズ』予告編

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配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

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