カバー画像:『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』より ©Evgenia Eliseeva
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
まぶしさであのムズムズから解放?
今週もブログ『マイブロードウェイ』を更新していきます!\\\\٩( 'ω' )و ////
よろしくお願いします♪
花粉全開でぐずぐずな私…
花粉症といえば「くしゃみ」。
皆さんはくしゃみが出そうで出ないときどうしますか?
私は、幼い頃にまぶしい光を見るとくしゃみがスッキリ出ることを発見し、以降くしゃみが出ないときはずっとそのようにしていたのですが、これがなんと個人の体質によるものだそう!
まぶしさが起因してくしゃみが出るこの現象を『光くしゃみ反射』と言うそうで、日本人のおよそ4人にひとりいるんだとか。。
実に大人になってから知りました(笑)。。名前も付いていることに驚きです。
同じ現象をお持ちの方・・・いらっしゃいますか??٩( 'ω' )و
差別に暴力…苦難に負けない不屈の精神
さて。『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』の公開まであとわずか数週間となりました!!
ブログでは、ビリーホリデイの名曲をはじめ、ジャズの歴史やオードラ・マクドナルドさんの魅力などあらゆるテーマでお話をさせていただきました。
ぜひご鑑賞の予習・復習に、ご活用いただければと思います╰(*´︶`*)╯♡
公開目前!ということで、今回のブログでは改めて ビリー・ホリデイについて注目し、彼女の人生から“究極の美学”とは何か、学んでいきたいと思います。
「奇妙な果実」が最も強いプロテストソングになるまで
ビリー・ホリデイ(1915-1959)。本名エレオノーラ・フェイガン。「レディ・デイ」とも呼ばれ多くの人々に影響を与えた人物。
この3つの名前が通り、彼女は至る人生においてあらゆる“彼女”として生き抜き、苦難を乗り越えてきたように思います。
それこそ、1939年に録音されてから今もなお注目を集め続ける彼女の代表曲「奇妙な果実」がここまで多くの人々の心を突き動かしたのは、ビリー・ホリデイの壮絶な人生があってこそなのかもしれません。
1915-25年頃。幼いころのエレオノーラ・フェイガン(ビリー・ホリデイ)は、家庭の事情で親戚の家に預けられていたり、施設に入っていたりと、転々とした生活を送っていました。
決して楽とは言えない生活に加え、まだ少女だったころに強姦に遭ってしまうなど、とてもショッキングな出来事もあったそう…。また、母親が売春宿で働いていたこともあり、エレオノーラ自身までも働くことに。。
そんな彼女にとっての救いは音楽。ナイトクラブに通うようになり“歌うこと”と出会います。
続きは後編で!
続きはこちら
『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』
2023年3月10日(金)より全国順次限定公開!
── 愛に飢えても差別に負けない時代のカリスマ、ビリー・ホリデイを知らずして、人に伝わる“歌”は語れない。
史上初! トニー賞®全女優賞部門を6度受賞、アメリカの舞台エンターテイメント界において最多受賞を誇る、ブロードウェイ界の大スターで看板女優、オードラ・マクドナルドの代表作、そしてトニー賞®受賞作品!
ストーリー
時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。これから観客の面前で繰り広げられるのは、死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。本作は、10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、歌姫の姿とその音楽的世界観を魅力的に描き出していく。ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで有観客上演された舞台を収録した「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」。6度のトニー賞に輝くオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的な歌姫に扮し、歴史に残るパワフルなパフォーマンスを披露する。
トニー賞® 演劇主演女優賞(2014年)オードラ・マクドナルド
トニー賞® 演劇音響デザイン賞(2014年)スティーヴ・キャニオン・ケネディ
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2016/ビスタサイズ/90分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版