カバー画像:『キンキーブーツ 』より ©Matt Crockett
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
名作の数々が再上映!夏の14日間をお見逃しなく
お盆休み・夏休みを過ごされている方も多いのではないでしょうか?毎日とても暑いので、しっかり水分補給をして熱中症にはお気をつけてくださいね。
さて。昨日嬉しいニュースがありましたね!!松竹ブロードウェイシネマ アンコール上映が決定しました!!
これはミュージカル・舞台ファンの方には大変嬉しいニュースなのではないでしょうか!?
上映期間は2021年8月13日(金)〜26日(木)の14日間。上映劇場は東劇です!
今回のブログでは、アンコール上映にて上映される作品についてご紹介したいと思います(*^^*)♪
松竹ブロードウェイシネマ だから体験できること
上映される作品は、こちらの5作品です!
松竹ブロードウェイシネマ アンコール上映 全上映作品
『キンキーブーツ』
『シー・ラブズ・ミー』
『ブロードウェイ版 ロミオとジュリエット』
『42ndストリート』
『シラノ・ド・ベルジュラック』
数々のブロードウェイ名作がずらり!お気に入りの作品や、気になっていた作品などはありますか?(*^^*)♪
今回はこの中から『キンキーブーツ』『シー・ラブズ・ミー』『ブロードウェイ版 ロミオとジュリエット』の3作品についてご紹介したいと思います。
世界中が大熱狂!!
ニューヨーク・ブロオードウェイ生まれイギリス育ちのスーパーヒットミュージカル
『キンキーブーツ』
世界中のファンが虜になったブロードウェイミュージカル作品『キンキーブーツ』!全米最高峰のミュージカル賞 トニー賞にて6部問の快挙を果たした作品です。
ストーリーの舞台は、破綻寸前の靴工場。経営困難に苦しんでいた靴工場のチャーリーと、ドラァグクイーンとしてたくましく生きるローラとその仲間たちが繰り広げるサクセスストーリーとなっています。
豪華なステージに大興奮のダンス!笑いあり・涙ありのコミカルで温かいストーリーは、誰もが元気になる不思議な力があります。どのシーンも胸に刺さり、思い出深く、、大切にしたくなります。
自分らしく生きようとするローラの生き様はとても素敵で、励まされる気持ちになります。個性的で温かくパワフルなローラ、、一度会って友達になりたい…!なんて気持ちになってしまいます。
それだけキャラクターを身近に感じてしまうのは、劇場のスクリーンを通して豊かな表情やコミカルな間合い・息遣いや所作などが味わえるからこそ!
この体験は、松竹ブロードウェイシネマだからこそできることだと私は思います。ぜひ劇場で新しいミュージカル体験を味わってみてくださいね。
トム・ハンクス&メグ・ライアン主演映画「ユー・ガット・メール」(1998)の原点!
絶賛ロマンティック・ミュージカル
『シー・ラヴズ・ミー』
第70回トニー賞受賞作品『シー・ラヴズ・ミー』!トム・ハンクス&メグ・ライアン主演映画「ユー・ガット・メール」(1998)の原点となるミュージカル作品です。
香水店で働く仲が悪い男女ジョージとアマリア。いつもぶつかり合っている二人には、気になる匿名の文通相手がいて、それが何とお互いだった!? 香水店で繰り広げられる男女の恋愛を、ロマンティック且つコミカルに描いたストーリーとなっています。
『シー・ラヴズ・ミー』では、恋愛の喜び・悲しみ・難しさなど、さまざまな感情が描かれているところが見どころだと私は思います。特に歌にのせていると余計に胸に刺さり、共感しながら励まされるような気持ちにさえさせてくれます。
個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる香水店での演出は、とても楽しい!まるでキラキラした宝石箱のようで、大切にしてずっと眺めていたくなります♪
衣装はもちろん、香水店の化粧品や、プレゼントの包装、アマリアの部屋などなど。女性なら誰でもキュンとしてしまうような小道具が可愛らしく、こういった細かいところまで見て楽しむことができるのも、松竹ブロードウェイシネマならではの楽しみ方だと思います。
また、DCコミックスのスーパーヒーロー映画『シャザム!』(2019)にて主演を務めたザカリー・リーヴァイが本作にて主演のジョージ役を演じており、その表情の豊さがなんともすごいのです!観ている自分もつい同じ表情になり、つられてしまいます(笑)こちらもぜひ注目してみてくださいね♪
ブロードウェイ発 シェイクスピア、36年後の真実
トニー賞受賞作品「NINE」の奇才デヴィッド・ルヴォー演出×オーランド・ブルーム主演
『ブロードウェイ版 ロミオとジュリエット』
トニー賞受賞作品「NINE」の奇才デヴィッド・ルヴォー監督が演出を手掛けた舞台『ブロードウェイ版 ロミオとジュリエット』!ハリウッド俳優オーランド・ブルームがブロードウェイ・デビューを果たした話題作です。
「ロミオとジュリエット」36年後の真実。敵同士の仲であるモンタギュー家のロミオとキャピュレット家のジュリエット。愛し合ってはいけない運命の2人が出会ってしまい、燃えるような愛は誰にも止められない。2人の悲しい恋の結末やいかに──!?
誰もが知るシェイクスピア作品をデヴィッド・ルヴォーの手により再構成され、全く新しくなった「ロミオとジュリエット」。叶わない男女の悲しい恋をモダン且つリアルに描かれています。
中でも注目したいのが、ロミオとジュリエットが繰り広げる愛の言葉!ピアノの連弾のような掛け合いに思わずうっとりしてしまいます。流れるようなリズムでストーリー展開は、まさに舞台ならでは。ドラマや映画では味わうことができない体験です。
同時に、台詞を通してシェイクスピア作品の美しい言葉の数々を日本語で味わうことができるのは、とても貴重なことだと私は思います。その世界観と雰囲気を壊さずに体験できるのは、日本語字幕制作の努力があってこそと本作で再認識しました。
字幕を担当した岩辺いずみさんのインタビュー記事にてとても素敵なことが書かれているので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
いかがでしたか?ぜひこの夏は、松竹ブロードウェイシネマにてブロードウェイ作品を満喫していただければと思います!
ではまた次回お会いしましょう!
松竹ブロードウェイシネマ アンコール上映詳細について
上映期間:2021年8月13日(金)〜26日(木)
上映劇場:東劇(東京都中央区築地4-1-1)
アクセス:東京メトロ『東銀座駅』6番出口より徒歩1分
配給:松竹
ⒸBroadwayHD/松竹
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