こんにちは!松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信!今回は、ミュージカル舞台とミュージカル映画、それぞれの魅力について注目します。
カバー画像:『パリのアメリカ人』よりⒸAngela Sterling

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

夏のスポーツ観戦

今週から急に肌寒くなり、だんだんと季節が秋らしくなってきました。

今年の夏のスポーツ観戦もいよいよフィナーレを迎えますね。先週行われた甲子園大会の決勝では、智弁和歌山対智弁学園というまさかの兄弟校対決には驚きましたね!高校球児たちの真っ直ぐな戦いに、声をあげて観戦しました(*^^*)

また、東京パラリピックも残るところあと2日!となりましたが、選手たちのご活躍は素晴らしいですね!毎日テレビやネットなどのニュースを見て、今まで知らなかった競技がたくさんあり「名前は聞いたことがあるけれど、こんなスポーツだったのか…!」と、発見と驚きの連続です。最後まで選手の皆さんの戦う姿、応援していきます♪

ミュージカルがたくさんの人々を惹きつけて止まない理由

さて。いよいよ『パリのアメリカ人』の公開が来月と迫ってきました!まさに芸術の秋を堪能するのにぴったりな作品ですよね…!

ご存知の方も多くいらっしゃるかもしれませんが、『パリのアメリカ人』は、ミュージカル映画「巴里のアメリカ人」(1951)を舞台化した作品で、映画もアカデミー賞で作品賞の他、最多6部門にてオスカーに輝いているすっばらしい作品です。ご覧になられた方も多いのでは、と思います♪

映像化されたミュージカルの舞台も、ミュージカル映画もどちらもそれぞれ素敵な魅力がたくさんありますよね…!そこで今回は、各々の特徴や違いに注目してお話していきたいと思います。

【ミュージカル映画】ストーリーに奥行きと没入感を与える魔法

ミュージカル映画と聞くと「巴里のアメリカ人」(1951)を筆頭に、「雨に唄えば」(1952)、「ウエストサイド物語」(1961)、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)などの名作がズラリと挙げられますね。学生の頃、少しだけ映画や舞台を学んでいて授業の中でこれらのタイトルが何度も出てきたと記憶しています。

最近ではさまざまなジャンルのミュージカル作品が登場していますね。中でも私が好きな作品はこちら↓

「ヘアスプレー」(2007)、「キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語」(2008)、「バーレスク」(2010)、「ラ・ラ・ランド」(2016)、「グレイテスト・ショーマン」(2017)、「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)、「アリー/スター誕生」(2018)、「ロケットマン」(2019)、「イエスタデイ」(2019)

どれも本当に素敵な作品です。。ミュージカル映画の良さは一体何でしょうか。私個人での観点からいくつか挙げると、このようなイメージです↓

  • 感情を歌やダンスで表現することで物語をよりドラマチックに演出する
  • 映画ならではの編集や映像技術が面白い
  • 効果音や音響が特徴的

子供の頃、私がはじめてミュージカルの魔法にかかった日のことを確と覚えています。それは、ディズニー作品の「美女と野獣」(1991)に登場するロウソクのキャラクタールミエールが、野獣のお城に迷い込んでしまったベルをおもてなしをするシーン。思い浮かぶ方も多いのでは、と思います。観賞後もワクワクが止まらず、「こんなに楽しい時間はない!」と感激し、ビデオテープが擦り切れるくらい何度もそのシーンを見ていたと記憶しています。

最近の作品は映像技術や音響技術を使い、多角的に表現できるところが魅力ですよね。特に私が感動した演出が、「グレイテスト・ショーマン」(2017)の有名な劇中曲「THIS IS ME」でのシーンです。大勢のダンサーの動きが止まる中、キアラ・セトル演じるレティが歌い続けるという表現。鳥肌が止まりませんでした。。

続いて映画化(映像化)されたミュージカル作品=松竹ブロードウェイシネマについて見ていきましょう。

【ミュージカル舞台】エンタメ空間を閉じ込めた夢の時間

これまでに松竹ブロードウェイシネマにて上映された作品はこちら↓

『42nd ストリート』、『シー・ラヴズ・ミー』、『キンキーブーツ』

▶︎▶︎各作品の詳しい情報は、劇場公開作品ページをチェックしてみてくださいね♪

どれも本当に素敵ですよね。。タイトルを聞いただけであのダンス!あのシーン!あの歌!あの台詞!と思い浮かんできます。

松竹ブロードウェイシネマの良さ、それはスバリこちら↓

  • 一本勝負のミュージカル舞台が体験できる
  • 観客を含めた劇場の“空間”を感じることができる
  • 俳優たちの表情や息遣いなどを近い距離で見ることができる

とにかく生のミュージカル舞台を映画館で楽しむことができるのが一番の魅力だと私は思います!本場ニューヨークのミュージカルを見に行きたいけれど、海外まで行くのはなかなか難しいもの。。ならば!松竹ブロードウェイシネマで、ぜひその想いを実現してみてはいかがでしょうか!

また、映像には観客席の様子が映し出されていたり、観客の笑い声や拍手などが盛り込まれていたりするため、まるでその場に居るかのような臨場感を味わうことができます。シーンによっては、ステージ上に居るかのような構図もあるため、俳優たちの演技をかなり近い距離で見れるのも醍醐味です。

さらに、移り変わる舞台セットの変化や、大勢のダンサーたちによる圧巻のパフォーマンス、プロジェクションマッピングなどの最新技術まで、常にベストな特等席で作品を見ることができてしまう!このミュージカル体験は、松竹ブロードウェイシネマでしか得られない体験だと私は思います。

ぜひたくさんの方にこの体験をしていただきたい!と声を大にして伝えたいです!!
そしていよいよ10月15日(金)より、『パリのアメリカ人』が公開されます。この感動を劇場で体験してみてくださいね♪

『パリのアメリカ人』

ⒸAngela Sterling

最後に、、

映画作品でも舞台でも、ミュージカルでしか得ることができない“特別なもの”を私は強く感じ続けています。それは、登場人物の感情に深く触れられることだと私は思います。悲しみ、決断、恋など、感情を表に出せそうで出せない感情を歌にのせて表現することで、観客にダイレクトに気持ちを伝え、共感が巻き起こる、これこそが魅力なのでは、と思います。

前述した、美女と野獣のルミエールのおもてなしのように、俳優やダンサーが一同に介し、お客さまに魔法の時間を作り上げる。だからこそミュージカルは人々を惹きつけて止まない、と私は思います!

ではまた次回お会いしましょう!

パリのアメリカ人
2021年10月15日(金)より全国順次限定公開!

『パリのアメリカ人』

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歴史にのこるアカデミー賞受賞映画、名作恋愛ミュージカルを舞台化!トニー賞に輝く、ブロードウェイ・プロダクションとキャストが贈る、最上級ブリティッシュ・エンタテインメント!

【ストーリー】
主人公ジェリー・マリガン(ロバート・フェアチャイルド)は、アメリカ人の退役軍人。戦争が終結し、多くの希望やチャンスに満ちあふれたパリで、画家を目指している。ジェリーが若く美しいダンサー、リズ(リャーン・コープ)と運命的な出会いを果たすと、終戦後のパリの街並みを背景に、芸術や友情、恋をめぐる官能的かつ現代的なロマンスが展開する。

ⒸAngela Sterling
©2018 Swonderful Rights Limited
©BroadwayHD/松竹
〈英国/2018/ビスタサイズ/139分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版

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