こんにちは。 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員Hanaです。今回はビリー・ジョエルさんの名曲「ピアノ・マン」についてお話しします。『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』でも「ピアノ・マン」が演奏されていますが、改めてどんな曲なのかおしゃべりしていきます!
カバー画像:『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』より ©Rick O'Brien

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』いよいよ本日公開!

ついに!! 本日、3月22日は『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』公開初日です!!!

お近くの上映劇場は ↓こちらから↓ チェックしてくださいね。

上映劇場はこちら

鑑賞前に本作の予習をされる方は ↓こちらから↓ どうぞ!

テッド・ダイクストラさんとリチャード・グリーンブラットさんの、日本独占インタビュー動画もアップされています!

それからそれから…! 作品公開記念・初日プレゼントとして、プレスシートの限定プレゼントも!

ぜひ鑑賞前にチェックしてみてくださいね。

前回のブログ

前回は17年ぶりに新曲を発表した、 “ピアノ・マン”ことビリー・ジョエルさんについてお話ししました。というのも、『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』では、リチャードがバーで「ピアノ・マン」を演奏する場面があるのです!

今回はビリー・ジョエルさんの代名詞でもある有名曲「ピアノ・マン」についてお話しします!

リリース50周年「ピアノ・マン」 

昨年はリリース50周年を記念して、円盤3枚組のデラックスエディションが発売されたり、今年1月にはビリー・ジョエルさんが16年ぶりの来日公演を行ったり。さらに、11月2日(=“いい譜”)が、「ビリー・ジョエル 『ピアノ・マン』 の日」として記念日に認定されたりもしていました。

画像1: Piano Man open.spotify.com

Piano Man

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最初は静かなピアノの音色から始まり、オーセンティックなバーにいるのかな?と思えば、中盤では三拍子のリズムにハーモニカが乗ることで、遠くで人が話しているような、酒場のガヤガヤした雰囲気も感じるようなメロディーに。でも終始、どこか哀愁漂う感じもあり、まさに土曜の夜にお酒を飲みながら聴きたい1曲です。

ビリー・ジョエルさんがこの曲を書いたのは、 「コールド・スプリング・ハーバー」がうまくいかず、一度ニューヨークを離れてロサンゼルスのピアノラウンジでバイトしていた時。彼がピアノの前に座ったところから見える景色や人、感じる雰囲気を曲にしたと言われています。登場人物も実際の人物だとか。

ちなみに、事実上のソロ・デビュー・アルバム「コールド・スプリング・ハーバー」は、本来のテンポよりも速いテンポで収録されたものが出回ってしまったんだとか。せっかくのソロデビューなのに間違ったものが世に出て、それが上手くいかなかったら…それはもう何重にも落ち込みますよね……。

歌詞の最後には「あんた、こんなとこで何やってんだ?」と聞かれています。きっと誰が聴いてもビリー・ジョエルさんの演奏は素晴らしいもので、このように声をかけられたのでしょう。実際、6ヶ月後にはコロンビア・レコードと再契約を結んでいます。

一方で、ピアノラウンジでピアノを演奏していたビリー・ジョエルさん本人からすれば、自分自身も周りの人たちのように、夢を語るが実現しきれない人のうちの一人になった感覚でいたのではないか、と思います。それがこの哀愁漂うメロディーに乗っているように感じられます。

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』で演奏される「ピアノ・マン」

画像: 『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』で演奏される「ピアノ・マン」

さて、『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』では、リチャードがバーでこの曲を演奏します。バーと言ってもみんなが静かに演奏を聞いてくれるわけではなく……。まさに今「ピアノ・マン」を演奏しているのに、「『ピアノ・マン』を弾け!」とリクエストする酔っ払いもいるような環境です。

この時、リチャードはバーで(おそらく年齢を偽って)演奏できる年齢です。大きな舞台で演奏していてもおかしくはない年齢かと思いますが、でも彼はガヤガヤした酒場で演奏しているのです。

この時のリチャードには、「ピアノ・マン」の歌詞が沁みたのではないかな〜と、私は思っています。その時の様子はぜひ劇場でご覧ください!

私も今日また劇場で見れるのが楽しみです!!!それではまた次回。

松竹ブロードウェイシネマ『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』2024年3月22日(金)より公開

上映劇場はこちら

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』
2024年3月22日(金)より全国順次限定公開!

画像: 『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』予告編 www.youtube.com

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』予告編

www.youtube.com

上演回数4000回!
米国、最多制作演劇作品トップ10入りを果たし、 “カナダ演劇界のレジェンド”と言われるテッド・ダイクストラとリチャード・グリーンブラットが放つ、ツアー全公演完売を誇る、グローバル・ヒットメーカー・ショー開幕!

ストーリー

強引な親に風変わりな教師、何時間にもおよぶ反復練習、舞台恐怖症、ライバルや試験の重圧、そして偉大なピアニストになるという夢──ピアノ漬けの日々を送るなか、テッドとリチャードは“ピアノオタク”になっていく。

成長するにつれ、2人は“とても上手”と“偉大”との差を痛感し、コンサートに引っ張りだこのスターにはなれないのではないかと、身の程を思い知らされることに。とはいえ、2人がこの界隈で1、2を争うピアニストかもしれないこと自体、祝福する価値あり!

『ピアノ』(原題:2 Pianos 4 Hands)は、ピアノのレッスンに付き物のユーモラスなあれこれや、いずれ来る夢を手放す瞬間の喪失感を描く。

(2 Pianos 4 Hands 公式ホームページより)

配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈カナダ/2013/ビスタサイズ/114分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

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