「松竹ブロードウェイシネマ」のプロデューサーとして、日々、皆さんから沢山のことを教えていただいています。感謝の気持ちを込めて、海外のエンターテイメント界から、気になる事柄や人物にフォーカスする「松 竹子のブログ日記」をスタートすることになりました。
よろしくお願いします(≧◇≦)
今回は、『キンキーブーツ』ファミリー作品である『42nd ストリート』配信スタートと言うことで、その魅力を書かせていただきます(^^♪
インタビュー
アカデミー賞にノミネートされた大ヒット・ミュージカル映画「四十二番街」(1933)を舞台化したミュージカル、『42ndストリート』! 全米最高峰のミュージカル賞トニー賞を受賞した作品です。このプロダクションは、『キンキーブーツ』制作陣が自信を持ってお贈りする超話題作であり、下記「CGWORLD.JP」では、本作の撮影監督・プロデューサーを務めるAustin Shaw氏(『キンキーブーツ』他)のインタビュー(2019年当時)もご覧いただけます!
『キンキーブーツ』的な世界観
前途のとおり、本作は、『キンキーブーツ』のような「夢と希望」が沢山詰まっている作品です。劇中のペギーは、エンターテイメント界ではまだ無名の新人です。あるアクシデントから、ミュージカル舞台の主役に大抜擢されます。「人間関係」や「仕事がらみ」など、そこでは、色々な困難が待ち伏せしています。ただでさえ厳しい状況で、新人のペギーには絶対に不利な条件が山積みになっています。普通なら、逃げ出してしまっても不思議ではない環境で、ペギーは頑張ります。。。
ここが一つ、『キンキーブーツ』のローラと『42nd ストリート』のペギーが似ているところなのですが、2人とも、「困難」さをエンジョイしながら乗り越えている、と言う姿が共通している深いところかなと、筆者は思っています。
ローラにおいては、野次を飛ばされながらも、軽快に反論しつつ、自分の主張は曲げず大好きなダンスとともに我が道を邁進していますよね。ペギーもそこがそっくりで、苦しいんだけど最後は笑顔になってしまう痛快さがあると筆者は感じており、そこに「夢と希望」を汲み取っています!
心底嫌なことって、時として、続ける意味はあるのかな。。。とやっぱり自問してしまいますよね。
配信スタート
その『42nd ストリート』ですが、12月28日深夜12:00より、下記ページにて配信スタートとなります!!!是非ご堪能ください!!!
配給:松竹
©BroadwayHD/松竹
〈英国/2018/ビスタサイズ/135分/5.1ch〉
日本語字幕スーパー版
【「松竹ブロードウェイシネマ」とは?】
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!