カバー画像:『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』より ©Evgenia Eliseeva
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
世界最高峰の音楽の祭典に興奮!
今週もブログ『マイブロードウェイ』を更新していきます!\\\\٩( 'ω' )و ////
よろしくお願いします♪
先日、世界最高峰の音楽の祭典 【 第65回グラミー賞授賞式 】が行われましたね!
まだすべての映像は見れていないのですが(気になる!)、ニュースやSNSでその様子を見ると、とにかくゴージャスでセレブリティな授賞式でしたよね。
ノミネートアーティストたちの顔ぶれを見ると、まるで昨年の音楽シーンを一気に振り返るよう。ベテランや若手シンガーに至るまで幅広く、パフォーマンスも個性的でとにかくかっこいい…。
また、トニー賞やアカデミー賞も同じくですが、アーティストたちの受賞後のスピーチが大変素晴らしく、いつも感動してしまいます。。
中でも注目したいのが、最優秀新人賞を獲得した新人ジャズシンガーサマラ・ジョイさん!
初ノミネートで新人賞を受賞! 素晴らしい快挙ですね。
実際に彼女の歌声を聴いてみると、本当に23歳!?と疑うくらいの圧倒的美声に大変驚きました。。その表現力の高さに、ニューヨークタイムズ誌は彼女の歌声を「カスタードのようにリッチな歌声」と絶賛しているそうです(わかる…!)
サマラさんはTikTokで100万以上のいいねを記録するなど、SNSを中心に若者からも支持を集めているそうで、まさにジャズ・新時代の到来!? と言っても過言ではないでしょう!
これからさらに注目ですね。
≫≫ 発祥はどこ? どんなイメージ? ジャズ音楽の歴史に注目【前編】
≫≫(欧米など)世界のジャズ音楽シーンについて【前編】
≫≫ いつ?どこで? 日本のジャズ音楽・カルチャーを振り返る【前編】
唯一無二と称される、圧倒的歌唱力
グラミー賞といえば、実は『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』にてビリー・ホリデイ役を演じたオードラ・マクドナルドさんも過去にグラミー賞を2つも受賞されています。
2007年には、ジョン・ドイル演出、クルト・ワイル作「ライズ・アンド・フォール・オブ・ザ・シティ・オブ・マハゴニー(マハゴニー市の興亡)」でパティ・ルポーンと共演し、初めてロサンゼルス・オペラの舞台を踏む。本作の収録版は、グラミー賞最優秀オペラ・レコーディングならびに最優秀クラシカル・アルバムを受賞した。
グラミー賞を受賞しているブロードウェイ俳優って他にいらっしゃるのでしょうか・・?
他にもトニー賞(6度)やエミー賞も受賞されたご経歴があり、各所でその才能と技術が評価されている、ブロードウェイ界のスーパースターなのです!!!
来月の『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』公開に向け、本ブログではオードラ・マクドナルドさん特集を緊急開催╰(*´︶`*)╯♡
まずは「歌」に関するトピックスに注目します。
世界最高峰の音楽大学
音楽一家に生まれたオードラ・マクドナルドさん。カリフォルニアにて幼少期を過ごした後、ニューヨークのジュリアード音楽院へ進学され、ここで声楽を学ばれたそう。ジュリアード音楽院とは、世界最高峰の音楽大学と言われており、入学するのも合格率わずか数%とかなりの難関校だそうです。
この音楽院をご卒業後すぐに舞台デビューし、なんと1年後にはミュージカル『カルーセル(回転木馬)』での演技が認められ、トニー賞ミュージカル助演女優賞を受賞。まさに流星の如く現れた大スターと言っても過言ではないでしょう。
この後も多数の舞台作品への出演が続く中、自身のアルバム製作やコンサートへの出演、オペラ舞台や世界の一流歌劇場へのご出演するなど、歌い手としても幅広く活躍をされているのだからすごい。。
続きは後編にて!
続きはこちら
『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』
2023年3月10日(金)より全国順次限定公開!
── 愛に飢えても差別に負けない時代のカリスマ、ビリー・ホリデイを知らずして、人に伝わる“歌”は語れない。
史上初! トニー賞®全女優賞部門を6度受賞、アメリカの舞台エンターテイメント界において最多受賞を誇る、ブロードウェイ界の大スターで看板女優、オードラ・マクドナルドの代表作、そしてトニー賞®受賞作品!
ストーリー
時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。これから観客の面前で繰り広げられるのは、死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。本作は、10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、歌姫の姿とその音楽的世界観を魅力的に描き出していく。ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで有観客上演された舞台を収録した「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」。6度のトニー賞に輝くオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的な歌姫に扮し、歴史に残るパワフルなパフォーマンスを披露する。
トニー賞® 演劇主演女優賞(2014年)オードラ・マクドナルド
トニー賞® 演劇音響デザイン賞(2014年)スティーヴ・キャニオン・ケネディ
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2016/ビスタサイズ/90分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版