こんにちは!松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員のYuriです。ブロードウェイミュージカル初心者の私が、ミュージカルや演劇の素晴らしさについて気ままに発信!今回は、『キンキーブーツ』にて主演を務めた二人の舞台俳優に注目します。

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

ミュージカル俳優は皆、魔法使いだと思う

最近暖かくなり、とても過ごしやすくなってきましたよね♪日差しが気持ち良く、春の陽気を感じます!桜の開花を待ち望む一方で、花粉症も気になるところ。。。ウキウキしながら、くしゃくしゃしている今日この頃です…。

ミュージカルや舞台も心の移り変わりが激しく、ジェットコースターみたいだと私は思います。ワクワクするような楽しい場面や恋心にときめく場面もあれば、仲間と衝突したり悲しんだりする場面もあり、心を奪われます。

観客を色んな感情にしてしまうミュージカルの力って、本当にすごいと思います!人生のアップダウンを短時間でぎゅっと詰め込んだような、そんな感覚すら覚えます。

観客の心を掴んで離さない理由は、ブロードウェイ俳優たちの力強い歌声パフォーマンス。『キンキーブーツ』で主演を務めたマット・ヘンリーとキリアン・ドネリーも素晴らしいパフォーマンスで会場、いや世界中に感動の渦を巻き起こしました。今回は、彼らのすごさについて注目したいと思います!

経歴がすごすぎる!ミュージカル界を牽引する二人の存在

画像: ©Matt Crockett
©Matt Crockett

まずローラ役のマット・ヘンリーは、舞台俳優でありながら歌手や作曲家、アーティストとしても活躍するイギリス出身の俳優です。

『キンキーブーツ』でのパフォーマンスが評価され、2016年にオリヴィエ・アワードのミュージカル主演男優賞を受賞。2017年には、ミュージカル界への貢献を讃えられMBEを受章し、同年にはアルバムで披露したソロ歌唱が評価され、グラミー賞にもノミネートされました。

彼の歌とダンスは圧巻!なんでも跳ね除けてしまうような力強さが感じられます。他人を気にしない、自分は自分だと自信を持たせてくれます。

その他にも私が注目したいのは、彼の演技での女性らしい所作や目線の配り方!まるで女性!?と思わせるような色気に私も見習わないと、と考えさせられます(笑)

このように舞台俳優たちの息づかいや細かい所作まで見ることができる点も、ブロードウェイシネマの魅力だと思います!

チャーリー役のキリアン・ドネリーは、『キンキーブーツ』以外にも『レ・ミゼラブル』や『オペラ座の怪人』など数々の有名作に出演するアイルランド出身の俳優です。

『キンキーブーツ』にてブロードウェイデビューを果たし、2015年にイブニング・スタンダード・シアター・アワード最優秀ミュージカル・パフォーマンス賞をノミネート。2016年には、オリヴィエ・アワードのミュージカル主演男優賞を受賞しています。

靴工場の再興に奮闘するチャーリーの心の葛藤や、自分のやりたいことへの想いを歌う姿に大・感動。会場全体に響き渡る彼の歌声に心酔する一方で、コミカルな笑いもありそれがギャップでとても面白いです。言語が通じなくてもどんな人にも通じる笑いが、ミュージカルの魅力のひとつなのでは、と思います。

また、劇中で二人が歌う「Not My Father's Son」は、しっとりとした楽曲でありながらも、あたたかく、二人の友情が固く結ばれる瞬間でとても素敵な雰囲気です。

お二人の素敵なところはまだまだ語り尽くせませんが、今回はここまで。

ではまた次回お会いしましょう!

前回のブログはこちら

This article is a sponsored article by
''.