松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
『プレゼント・ラフター』公開まであと少し!
毎日寒いですね〜(>人<;)
最近、ホットコーヒーにココナッツオイルを入れて飲むのにハマっています♪ 良い香りでとても癒されるので、毎朝の日課にしています(*^^*) ココナッツ好きの方はぜひおすすめですよ。
さて。いよいよ『プレゼント・ラフター』の公開まで約1ヶ月となりました! 昨年の11月に公開決定のニュースがリリースしてからもう3ヶ月も経ってしまうなんて…! はやいですね。。
あと少し、お待ちくださいね♪
前回のブログでは、舞台版演出を務めたモリッツ・フォン・スチュエルプナゲルさんについてお話をしました。
今回は、本作に出演する助演女優に注目! ということで、まずはケイト・バートンさんについてお話します(*^^*)
リズ役/ケイト・バートンさん
ケイト・バートンさんは、舞台や映画・テレビなど多方面の分野でご活躍されている名女優です。スイスご出身で芸能一家にて育ち、イェールのドラマ・スクールで修士号取得後、ブラウン大学にて名誉博士号を授与されています。
(ちなみに、イギリスで有名な俳優リチャード・バートンさんの娘だそうです!)
まもなく公開する『プレゼント・ラフター』は2017年の上演作品ですが、実は1982年にも上演されていて、本作はケイト・バートンさんにとってブロードウェイデビュー作であり、当時は主人公ギャリーに憧れを抱くダフニー役を演じていたそうです…!
同じ作品で異なる時代に別の人物を演じているなんて、なんだか感慨深いですよね。
『プレゼント・ラフター』での演技で評価を集め、その後2002年に『ヘッダ・ガーブレル』でトニー賞 演劇主演女優賞に、『エレファントマン』で演劇助演女優賞にノミネート。さらに2006年にも、『ザ・コンスタント・ワイフ』にてトニー賞演劇主演女優賞にノミネートを果たしています。
その他、人気テレビドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』やブロードウェイの大ヒット・ミュージカル『スプリング・アウェイクニング(春のめざめ)』にも出演するなど、話題作に多数出演しています!
では、ここからは本作での役どころと魅力についてお話ししていきます♪
主人公ギャリーの元(?)妻・リズは、時に優しく時に厳しく!? ギャリーを支えるのが印象的です。次から次へと巻き起こる困った状況でも頼りになる存在で、ギャリーも心から信頼している様子が画面越しに伝わります。
コミカルで確信を突くような台詞が多く、そこも見どころなのですが、元妻という複雑な役どころをケイト・バートンさんは、見事に演じています。キャラクターの人柄もあると思いますが、瞬時に場をコントロールするような存在感を放っており、自己をしっかり持った強い女性のパワーが感じられます。ぜひケイト・バートンさんの演技にご注目ください!
後編では、ギャリーの秘書モニカ役を演じたクリスティン・ニールセンさんに注目します。
ではまた次回お会いしましょう〜!
プレゼント・ラフター
2022年3月11日(金)全国順次限定公開
──人間は、いくつになっても恋をする。 役者魂、ここにあり。
ケヴィン・クライン、トニー賞演劇主演男優賞受賞作品!そして『アベンジャーズ』のコビー・スマルダーズ、待望のブロードウェイ・デヴュー作!
<ストーリー>
“お相手の本音、おしえますー。” ブロードウェイが熱狂した恋愛アカデミー⁉
舞台は1900年代前半、『キンキーブーツ』誕生の地イギリス・ロンドン。主人公ギャリーはミドルエイジの大人気喜劇役者。腐れ縁の(元?)妻、自分の事を親よりも知っている秘書、恋仲の女流作家と、ギャリーに好意を持つ男性作家に若い女性―。今日も個性的な面々に囲まれながら、本心を言い出せないギャリー。果たして、ギャリーは最後まで“プレゼント・ラフター(今の笑い)”を演じきることが出来るのか!?
配給:松竹
©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/ビスタサイズ/136分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版