カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
あなたの推しキャラを見つけてみては!?
ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の出演キャストに注目。前編では、個性あふれるイタチの親分 チーフ・ウィーズル役を演じたニール・マクダーモットさんについてお話ししました。後編も引き続きいってみましょう〜!
やさしいカワウソのお母さんは強い…!!
デニース・ウェルチさん
ニール・マクダーモットさんに引き続きご紹介するのは、家族思いのお母さんカワウソ ミセス・オッター役を演じたデニース・ウェルチさんです!
ミセス・オッターは、やさしくて元気なお母さんカワウソです。好奇心旺盛な娘のポーシャがどこにいるのか、そして何をしているのかいつも心配で仕方がありません。その様子を見て「私もよく母に心配をかけていたなぁ…」と思いました(笑)
仲間たちと共に悪へ立ち向かおうとする勇敢な姿も印象的で、家族への愛がたっぷりと感じられます。ちょうどこちらの場面写真では、二人が一緒に居ますね↓
そんなお母さんカワウソを演じたデニースさんは、イギリスのエンターテイメント界で長くご活躍されている俳優さんで、その出演作品は多数! 主に、ドラマ「ホリーオークス」(2021)などが挙げられます。「カレンダー・ガールズ ザ・ミュージカル」(2018)の舞台では、大好評を得ていました。
親子の愛、家族の大切さを再認識させてくれる演技に心打たれます。。ぜひ注目してみてくださいね!
広〜い視野と深〜い考え方が心に染みる
ゲイリー・ウィルモットさん
続いて本が大好きで物知りなアナグマ バジャー役を演じたゲイリー・ウィルモットさん! 本編では、悩めるモグラのモールやネズミのラッティー(次週ご紹介します!)を導いてくれる重要な役どころです。
私は、本編にてバジャーの深い言葉にとても考えさせられました。バジャーの言葉は観客へのメッセージのようで、何気ない一言が胸に響くのは、ゲイリーさんの重厚感のある演技だからこそ、と思いました。
ゲイリーさんは、劇団「ザ・ニュー・シェイクスピア・カンパニー」へ参加し(2001)、大ヒット公演「チキ・チキ・バン・バン」(2003-2004)に出演を果たした俳優さんです。「ピーター・パン」(2006)でキャプテン・フックを「オズの魔法使い」各上演にてスケアクロウ役(2007)とライオン役(2008)などを演じました。
その他にも、ビートルズでも有名なアビー・ロード・スタジオでロンドン・シンフォニー・オーケストラと共にレコーディングをするなど、多数のソロ・アルバムもリリースするなどアーティストとしてもご活躍されています。素晴らしいですね!
そうなのです、、『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』はイギリスのエンタメ界でご活躍されているエンターテイナーがとにかく勢揃いなのです‼︎
最高のミュージカル体験が待っています! ぜひ劇場へ足をお運びくださいませ!
ではまた次回お会いしましょう〜!
ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開
── みんなといっしょなら、こわくない! いつか、夢をかなえよう!
オリンピック開会式の映像監督と「オズの魔法使い」芸術監督・「不思議の国のアリス」演出家が放つ、大人気の英国ミュージカル! ゆかいな仲間たちが、“猛スピード”でお届けします!
<作品概要>
イギリスを代表する作家、ケネス・グレーアムの世界的に大人気児童文学作品、待望のミュージカル化!『メリー・ポピンズ』の脚本家と音楽家による、エンターテイメント界屈指のクリエイター書きおろし作!
<ストーリー>
破天荒なミスター・トードの屋敷に、チーフ・ウィーズルとギャングたちが襲い掛かる。果たして、ミスター・トード、モール、ラッティー、バジャーとミセス・オッターは、この危機を乗り越えられるのか!? 沢山の動物たちが繰り広げる、冒険と夢の物語。「仲間」たちも加わり、スリリングな旅が待ち受けている。さあ、あなたも、スーパーカーに飛び乗り、一緒に出掛けよう!
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版