カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
自分がこの世界の住人だったらどのキャラクターかな…?
ミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の出演キャストに注目。前編では、一番のしっかり者でまとめ役 ネズミの「ラッティー」役を演じたサイモン・リプキンさんについてお話ししました。
後編は、ラッティーの相棒であるモグラの「モール」役を演じたクレイグ・メイザーさんに注目します!
あらゆる好奇心とピュアなやさしさが滲み出る
クレイグ・メイザーさん
モールと言えば『プレゼント・ラフター』でも登場しましたが、脚本家志望の超・超個性的なモールさんではなく今回はモグラのモールさんです(^ ^)
本作の主人公的存在であり、トラブルメイカーのミスター・トードをいつも気にかけ、また、異なる生き物たちにも垣根を超えて常に歩み寄ろうとする姿がとても印象的でした。
何があっても仲間を見捨てない。周囲に与えられるものは惜しみなく与える。クレイグさんは、そんなやさしいモールの純粋な心を歌と演技で豊かに表現します。こちらのお写真からもそのピュアな心が滲み出ているような気がしますね。
クレイグさんは、「シンデレラ」(2015)や「レ・ミゼラブル:ザ・ステージド・コンサート」(2019年)に出演し、「スプリング・アウェイクニング(春のめざめ)」ではドイツのオリジナル・キャストとして舞台に立つ俳優さんです。音楽家としてもご活動をされているようですよ!
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』のキーマンでもあるモールの懸命な姿に、見ている自分も気持ち良く冒険しているような気分なります! 物語に欠かせない存在です。
人間の世界を忘れ、ぜひ仲間たちと一緒に冒険に出掛けましょう(*^^*) その案内役でもある、重要キャラクターを演じた二人の俳優さんについてのお話でした♪
ではまた次回お会いしましょう〜!
ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開
── みんなといっしょなら、こわくない! いつか、夢をかなえよう!
オリンピック開会式の映像監督と「オズの魔法使い」芸術監督・「不思議の国のアリス」演出家が放つ、大人気の英国ミュージカル! ゆかいな仲間たちが、“猛スピード”でお届けします!
<作品概要>
イギリスを代表する作家、ケネス・グレーアムの世界的に大人気児童文学作品、待望のミュージカル化!『メリー・ポピンズ』の脚本家と音楽家による、エンターテイメント界屈指のクリエイター書きおろし作!
<ストーリー>
破天荒なミスター・トードの屋敷に、チーフ・ウィーズルとギャングたちが襲い掛かる。果たして、ミスター・トード、モール、ラッティー、バジャーとミセス・オッターは、この危機を乗り越えられるのか!? 沢山の動物たちが繰り広げる、冒険と夢の物語。「仲間」たちも加わり、スリリングな旅が待ち受けている。さあ、あなたも、スーパーカーに飛び乗り、一緒に出掛けよう!
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版