カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
ビッグアーティストたちが続々…! あの国際競技大会まで!
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』のシネマ版監督ティム・ヴァン・ソメレンさんについてのお話。
前編にて『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の見どころについても触れさせていただきましたが、これだけ本作の味わいが画面越しに感じられるのは映像づくりの努力あってこそ!と私は思います。
シネマ版の監督を務めたティム・ヴァン・ソメレンさんは、イギリスの映像作家さんです。MTVでのご経験を活かし、映像監督として数多くのライブ公演を手掛けているそうで、その中には、ポリス、ポール・マッカートニー、ワン・ダイレクション、テイク・ザット、ファレル・ウィリアムス、スヌープ・ドッグ、JAY-Z、エルトン・ジョンなどなど…、第一線で活躍するアーティストがたくさんです!(前編にてお話をさせていただいた方のお名前がありますね…!)
その他にも、ティム・ヴァン・ソメレンさんは、ODS映画※のマルチカメラ撮影も得意とし、ケネス・ブラナー演出「マクベス」、ナショナル・シアター「アマデウス」などの作品を世に送り出しています。
また、2012年にはなんとオリンピック開会式の映像監督を務め、その他にもナイキ・Honda・アディダスなどのCM監督も務めていらっしゃるとのことで、とにかく映像分野において幅広くご活躍されていることがわかりますね!
※ODS映画とは、スポーツや音楽ライブや舞台などの非映画コンテンツのこと
これだけのご経歴を見ると『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』のあの臨場感のあるライブ映像も大納得‼︎ まるでその場にいるかのようなミュージカル体験ができるのは、現場での演出や多角的なカメラワークなど映像監督としてのあらゆる視点が盛り込まれているに違いありません。
まさに肌で感じる『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の音と風! ぜひ劇場で体験してみてくださいね(*^^*)
ではまた次回お会いしましょう〜!
ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開
── みんなといっしょなら、こわくない! いつか、夢をかなえよう!
オリンピック開会式の映像監督と「オズの魔法使い」芸術監督・「不思議の国のアリス」演出家が放つ、大人気の英国ミュージカル! ゆかいな仲間たちが、“猛スピード”でお届けします!
<作品概要>
イギリスを代表する作家、ケネス・グレーアムの世界的に大人気児童文学作品、待望のミュージカル化!『メリー・ポピンズ』の脚本家と音楽家による、エンターテイメント界屈指のクリエイター書きおろし作!
<ストーリー>
破天荒なミスター・トードの屋敷に、チーフ・ウィーズルとギャングたちが襲い掛かる。果たして、ミスター・トード、モール、ラッティー、バジャーとミセス・オッターは、この危機を乗り越えられるのか!? 沢山の動物たちが繰り広げる、冒険と夢の物語。「仲間」たちも加わり、スリリングな旅が待ち受けている。さあ、あなたも、スーパーカーに飛び乗り、一緒に出掛けよう!
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版