カバー画像:『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
コメディアンとの出会いは、いつも未知との遭遇だった!?
突然ですが! 皆さんは、今までに忘れられないコメディアンはいますか?
私は子供の頃に観たコメディ映画の中でも、喜劇王チャップリンはもちろん、『マスク』(1994)のジム・キャリー、Mr.ビーン、特にこの3名は衝撃的でした。次から次へと繰り広げられる予想不能な動き。そして変幻自在でユニークな表情に、思わず自分の顔もつられてしまったことを覚えています(笑)
コメディアンたちとの出会いは、それはもう未知との遭遇のようで、いつも声に出すほど大笑いしていました。また、何より家族みんなで一緒に笑う時間がとても楽しかったですね。
コメディアンって本当にすごいですよね。話す言葉や文化は多少違くても、やっぱり楽しいこと・面白いことは言葉の壁をも越えてしまう力があると思います。彼らが与えてくれる笑いにより、何だか自分の世界や見える景色が少しだけ広がったような気がしました。
実は! 7月より公開のミュージカル『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』にもまさに同じような楽しくて、エキサイティングな体験があります!!
実力派揃いの俳優たちが個性豊かなキャラクターを演じているのが本作の魅力なのですが、今回はその中からヒキガエルのミスター・トード役を演じたルーファス・ハウンドさんについてご紹介したいと思います!
あの、愛されギャリーを演じたご経験も…!
ルーファス・ハウンドさん
もう、この表情からして絶対に楽しいことが待ってるに違いない!という感じがしますよね?(*^^*)
ルーファス・ハウンドさんは、イギリスの喜劇俳優・役者さんです。その活躍ぶりは幅広く、クイズやコメディ番組への出演も果たしているそうです。また、「ドン・キホーテ」(ロイヤル・シェークスピア・カンパニー)で演じた主人公の従士 サンチョ・パンサ役でも有名で、同作はギャリック・シアター(ロンドン・ウエストエンド/2018〜2019)の期間限定公演でも絶賛を浴びました。
ウィリアム・シェークスピア400周年記念「シェークスピア・ライブ!フロム・ザ・RSC」(2016)の出演のほか、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーが上演したステージでも出演者として名を連ねています。
なんとノエル・カワード作「プレゼント・ラフター」のリバイバル版舞台(2018)で主演ギャリー役を演じたご経験もあるそうで、その他にも「アラジン」(2021)の公演ではアバナザール役に抜擢されています。
『プレゼント・ラフター』、そしてギャリーについてもっと知りたい方はこちらのブログをチェックしてみてくださいね!
ギャリー役には驚きですよね! ミスター・トードはもちろん、挙げられた作品の配役見て「まさに納得!!」という印象です。
後編では、ミスター・トードの役どころについてお話ししたいと思います。お楽しみに!
ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開
── みんなといっしょなら、こわくない! いつか、夢をかなえよう!
オリンピック開会式の映像監督と「オズの魔法使い」芸術監督・「不思議の国のアリス」演出家が放つ、大人気の英国ミュージカル! ゆかいな仲間たちが、“猛スピード”でお届けします!
<作品概要>
イギリスを代表する作家、ケネス・グレーアムの世界的に大人気児童文学作品、待望のミュージカル化!『メリー・ポピンズ』の脚本家と音楽家による、エンターテイメント界屈指のクリエイター書きおろし作!
<ストーリー>
破天荒なミスター・トードの屋敷に、チーフ・ウィーズルとギャングたちが襲い掛かる。果たして、ミスター・トード、モール、ラッティー、バジャーとミセス・オッターは、この危機を乗り越えられるのか!? 沢山の動物たちが繰り広げる、冒険と夢の物語。「仲間」たちも加わり、スリリングな旅が待ち受けている。さあ、あなたも、スーパーカーに飛び乗り、一緒に出掛けよう!
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版