カバー画像:ⒸAngela Sterling
「松竹ブロードウェイシネマ」とは?
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい──。そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。
松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!
──人生という旅路に、本物の愛がある
最上級ブリティッシュ・エンタテインメント『パリのアメリカ人』
『パリのアメリカ人』は、アメリカのミュージカル映画史上に君臨する「巴里のアメリカ人」(1951年)の舞台版。原作となる映画は、豪快なタップダンスが魅力のジーン・ケリーの主演作であり、当時のアカデミー賞で8部門ノミネート中、作品賞の他に最多で6部門を受賞している名作だ。
ミュージカル舞台版『パリのアメリカ人』は、ブロードウェイ・プロダクションとキャストによる、ウェストエンド公演を特別に撮影した作品。映画『オペラ座の怪人』(2004)の製作総指揮であるオースティン・ショウがプロデューサーを務め、ブロードウェイにてトニー賞12部門ノミネート中最多5部門を獲得している。
歌唱力と演技力を備えた本物のバレエダンサーのミュージカルは、贅沢過ぎるほど面白い。バレエとミュージカル、そして伝統と新鋭の融合、そこに加わる人を惹きつけるドラマが繰り広げられている。
『パリのアメリカ人』が恋愛ミュージカルとして鬼に金棒な理由、それは、自分が作った人生のフレームから外れることを許してくれる寛大さが、この舞台にはあるからだ。『パリのアメリカ人』と言う名の列車で、ぜひ、オリジナルの旅をエンジョイしていただきたい。
ストーリー
主人公ジェリー・マリガン(ロバート・フェアチャイルド)は、アメリカ人の退役軍人。戦争が終結し、多くの希望やチャンスに満ちあふれたパリで、画家を目指している。
ジェリーが若く美しいダンサー、リズ(リャーン・コープ)と運命的な出会いを果たすと、終戦後のパリの街並みを背景に、芸術や友情、恋をめぐる官能的かつ現代的なロマンスが展開する。
公開情報
2021年10月15日(金)より全国順次限定公開!
©2018 Swonderful Rights Limited
©BroadwayHD/松竹
〈英国/2018/ビスタサイズ/139分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版
上映劇場など詳細は追って公開いたします。ぜひお楽しみに!