カバー画像: 『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』より ⒸMarc Brenner
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
心躍るミュージカルの世界!
「没入感」と「非日常」が鍵となる
イギリスのウエストエンドとニューヨークのブロードウェイのミュージカルに注目。前編では、アワードについてお話ししました。
では、早速ウエストエンドとブロードウェイ、それぞれどんな作品があるか見てきましょう〜!
ウエストエンド
ウエストエンドで話題となった作品と言えば『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』『キャッツ』などが挙げられます。どの作品も映画化されるほど人気が高い作品です。
歌や音楽が象徴的なものが多く、観客の心情にぐっと訴えかけ、涙なしでは観られない!といった展開が多いイメージがあります。観客を物語に引き込み共感を生む、ドラマチックな内容が多いような印象ですね。
ちなみに、今年の夏に公開予定の『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』はイギリス発のミュージカル作品です! 親子で楽しめる作品となっているので、ぜひ今後のブログにてお話ししていきたいと思います(*^^*)♪
ブロードウェイ
一方、ブロードウェイで話題となった作品と言えば『シカゴ』『ライオン・キング』『ウィキッド』などの他にも、松竹ブロードウェイシネマ上映作品にもある『キンキーブーツ』や『42ndストリート』などが挙げられます。
ブロードウェイ発 松竹ブロードウェイシネマ上映作品
『42ndストリート』、『シー・ラヴズ・ミー』、『キンキーブーツ』、『ジャニス・ジョプリン』、『パリのアメリカ人』
(ほとんどの作品がトニー賞ノミネート、受賞を果たす素晴らしい作品ばかりです…!)
タップダンスやバレエなど迫力満点のダンスや、あっと驚くようなパフォーマンスが象徴的。キラキラとした舞台で観客を楽しませてくれる、エンターテイメント的な要素がありますよね。
ちなみに、『キンキーブーツ』は昨年松竹ブロードウェイシネマにて上映しましたが、公開後1年経っても人気が高く、先日全国21劇場にてアンコール上映が行われました!
ブロードウェイからウエストエンドへ、そして日本へ渡った『キンキーブーツ』。言葉は違くても、ひとつの作品でこんなにも共感の嵐が巻き起こることはほんとうに素晴らしいことですよね! ぜひ公式ホームページではいろんな情報を発信していますので、よかったら見てみてくださいね♪
ウエストエンド、ブロードウェイ、どちらもそれぞれの素敵な魅力がありますよね(*^^*) 感動で涙するも良し、歌やダンスに合わせて身体を動かすも良し。ミュージカルには人それぞれの楽しみ方や発見があるから、たくさんの人々を惹きつけるものだ、と思います!
ではまた次回お会いしましょう〜!
ザ・ウィローズ The Wind in the Willows
2022年7月8日(金)より全国限定公開
── みんなといっしょなら、こわくない! いつか、夢をかなえよう!
オリンピック開会式の映像監督と「オズの魔法使い」芸術監督・「不思議の国のアリス」演出家が放つ、大人気の英国ミュージカル! ゆかいな仲間たちが、“猛スピード”でお届けします!
<作品概要>
イギリスを代表する作家、ケネス・グレーアムの世界的に大人気児童文学作品、待望のミュージカル化!『メリー・ポピンズ』の脚本家と音楽家による、エンターテイメント界屈指のクリエイター書きおろし作!
<ストーリー>
破天荒なミスター・トードの屋敷に、チーフ・ウィーズルとギャングたちが襲い掛かる。果たして、ミスター・トード、モール、ラッティー、バジャーとミセス・オッターは、この危機を乗り越えられるのか!? 沢山の動物たちが繰り広げる、冒険と夢の物語。「仲間」たちも加わり、スリリングな旅が待ち受けている。さあ、あなたも、スーパーカーに飛び乗り、一緒に出掛けよう!
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈英国/2017/ビスタサイズ/131分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版