こんにちは!松竹子です。「松竹子のブログ日記」、今回は、10月4日公開、米国ニューヨークはブロードウェイ発、大絶賛ミュージカルのODS映画『アーネストに恋して』について、ブロードウェイの演劇ミュージカル界では珍しい「完全オリジナル性」にフォーカスします!

「書き下ろし」とは?

ずばり、『小説、論文、脚本などの新しく作った作品が、雑誌や新聞などに掲載されることなくそのまま世の中に出た場合に使う言葉』との事です。『そのため、新しい作品であっても、何かのリメイクだったり、一度小説で発売された作品をドラマ化したものに対しては、「書き下ろし」を使うことはできません。』。。。なるほど。(参照文献:https://reibuncnt.jp/21434#toc7)
と言う事は、「書き下ろし」を言い換えれば、「完全オリジナル」とも言えますね!

『アーネストに恋して』は、ブロードウェイ業界では珍しい、
「書き下ろし」ミュージカル!

世界でも大人気、演劇とミュージカル界の頂点でもある、アメリカはニューヨークのブロードウェイ。このブロードウエイでは約43劇場にて、日々、色々な演劇とミュージカルが上演されています。そんな中、意外に少数派では?と思うのが、「映画・ドラマが原案」でもない、「原作(小説など)を舞台化」でもない、舞台の為に作られた「書き下ろし」作品です。
例えば、筆者が敬愛して止まないブロードウェイ「オペラ座の怪人」、これは、フランス作家ガストン・ルルーが執筆した小説『オペラ座の怪人』を原作にしたミュージカルで、同じく不動の人気を誇るミュージカル「ライオン・キング」はディズニーのアニメーション映画を基にしています。

画像: 『The Phantom of the Opera on Broadway』- YouTube youtu.be

『The Phantom of the Opera on Broadway』- YouTube

youtu.be

そんな中、本作『アーネストに恋して』は、完全にミュージカル舞台の為に脚本が書かれた、「完全オリジナル」ミュージカルなんです!

『アーネストに恋して』主演のヴァレリー・ヴィゴーダが力説!

本作主演キャット役のヴァレリー・ヴィゴーダは、物語で重要な役を務め、”世紀の冒険家”と言われるアーネスト・シャクルトンの人物像と『アーネストに恋して』制作経緯を下記に説明しています。
その一部を書かせて頂きます。

画像: ヴァレリー・ ヴィゴーダ

ヴァレリー・
ヴィゴーダ

アーネスト・シャクルトンの物語との出会いは、何年も前に。博物館で彼の遠征に関する展示を見て、心に深く響くものがあったの。ストーリーはもちろん、一人の人間としての強さや楽観的な姿勢、逆境にあってもくじけない心、最悪の状況に陥ってもなお物事の美しい面や希望に目を向けられる力にね。数年後、私が出演する公演を企画しようという話になって、いろいろとアイデアを出し合っていたのだけれども……自伝的な作品はやりたくなくて。人々の心に響き、意味が感じられる壮大な作品を作りたかった。だから、ジョー・ディピエトロ(脚本家)に出会ってどんな題材にしようかと話し始めた時に、思わずぶちまけちゃった。“壮大で感動的で意味のある作品をやりたい――たとえばアーネスト・シャクルトンとか!”ってね。
(2017年のインタビューより ⒸShochiku Broadway Cinema)

人として、壁にぶつかり、迷い、時には心がおれることも。そんな時に観て頂きたいミュージカル、それが『アーネストに恋して』です。純粋なオリジナル物語の中で、キャットとアーネストが苦境に立つ時、見えて来るのは「一筋の希望」です。人生に遭難しても、生還する術を、この作品は教えてくれます!今回もご一読を、ありがとうございました。

~ What's 松竹ブロードウェイシネマ?~

現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい──。そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。

松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!

『アーネストに恋して』画像:
ⒸJeff Carpenter

画像: 『アーネストに恋して』の強み、原作を持たないオリジナリティ!

『アーネストに恋して』
10月4日(金)より全国順次限定公開!
配給:松竹 
〈米国/2017/ビスタサイズ/88分/5.1ch〉
日本語字幕スーパー版
カバー画像:『アーネストに恋して』より
画像内写真クレジット:ⒸJeff Carpenter
作品クレジット:©BroadwayHD/松竹 

松竹ブロードウェイシネマ公式SNS

https://www.instagram.com/shochikucinema/
https://www.facebook.com/ShochikuBroadwayCinema/
https://x.com/sbroadwaycinema

This article is a sponsored article by
''.