こんにちは!松竹子です。「松竹子のブログ日記」、今回は、10月4日公開、米国ニューヨークはブロードウェイ発、大絶賛ミュージカルのODS映画『アーネストに恋して』について、「世紀の冒険家」と言われるアーネスト・シャクルトンに迫ります!

アーネスト・シャクルトンについて

1874年2月15日、アイルランドのキルデア州に生まれる。1901年、スコット大佐率いるRRSディスカバリー号による南極探検に参加。ニムロッド遠征では1909年に南極点到達直前まで進み、英雄として帰国後、ナイトの爵位を授与される。

1914年に出発した帝国南極横断探検隊への参加を経て、第一次世界大戦に参戦。1921年にはクエスト号による南極遠征の途につくものの、1922年1月5日にサウスジョージア沖にて心臓発作のため急逝。遺体は妻の希望によりサウスジョージア州に埋葬された。

画像1: 『アーネストに恋して』で大活躍!実在した伝説の冒険家アーネスト・シャクルトン。意外にも名広告コピーライター!?

南極探検隊を率いた探検家として非常に勇敢な英雄であったアーネスト・シャクルトン。プライベートでは、やんちゃ坊主なところもあったと言われ、幼い頃から読書家で成績も良く、常に冒険への興味を示していたようです。そんなシャクルトン、母国の英国では、「リーダーにしたい人物第一位」だとの事。それは、過酷な状況の中、1916年にエレファント島で、シャクルトンが部下の隊員全員を救出した事にも由来するのではないでしょうか。不屈の闘志を持つシャクルトンに感服です!

アーネスト・シャクルトンの広告

冒険家としては世界で良く知られるアーネスト・シャクルトン。実は、1914年のロンドン・タイムスに南極探検隊の乗組員募集のために出した、彼の探検隊員募集の広告が話題を呼んでいます。この広告には約5,000人もの応募があったようです。

Men wanted for hazardous journey. Low wages, bitter cold, long hours of complete darkness. Safe return doubtful. Honour and recognition in event of success. 
(危険な旅に出る男子を募集。わずかな給料、凍えるような寒さ、長い完全な暗やみ。無事の帰還すら危うい。成功した暁には名誉と表彰が待っている。)

神話とも言われてるこの広告ですが、世界を含め、日本の皆さんへも届いており、「伝説の求人広告」「本質価値の極み」など、色々な気づきに繋がっています。

「伝説の求人広告」から学ぶ、100年たっても色あせない、コピーライトのテクニックとは?

わずかな報酬に応募が殺到
100年以上前の南極探検家、アーネスト・シャクルトン卿は、探検隊メンバーを募集する際、
こんな求人広告を出しました。

では何故、この広告が人の目を引くのか。これは次の3つだと考える方もいらっしゃるようです。
皆さんはどう思われますか?

●「違和感」でフックをかける。
求人広告はPR広告ですから、通常その求人の「良いところ」が並びます。そのなかで「ネガティブ要素」が並べられていることは、読み手に違和感を生み出します。結果的にそれが「目をとめる」ことにつながるわけです。

●「誠実さ」を間接的に訴求する。
「ネガティブ要素」をオープンにする姿勢は、誠実さを与えます。転職という一大決心において、相手方が誠実かどうかは重要な判断基準になるでしょう。そういった意味で、実はターゲットへのPRになっているわけです。

●落として上げて、「インパクト」を出す。
「成功の暁には名誉と称讃を得る。」をいきなり言うのと、ネガティブ要素の後に言うのとで、受けてのインパクトは変わります。軽い言い方をすれば「ツンデレ系コピー」ですよね。一度落とす。だから上げたときに刺さるということです。

アーネスト・シャクルトンのトリヴィア

突然ですが、シャクルトンのお酒が存在する事をご存知ですか?これには筆者も感極まりますが、もしよろしければ、試してみてください!

今回もご一読いただき、ありがとうございました。
大冒険を重ね、バンジョー演奏と仲間を愛したアーネスト・シャクルトン。その人物像は、今や想像でしか語る事が出来ず残念です。きっと、大胆不敵で憎めない愛されキャラで、それでいて文学青年のように繊細な面もある、2面性を持ち合わせていた人間だったのではないでしょうか。もしシャクルトンが『アーネストに恋して』を鑑賞したらどう思われるかなぁと、考える今日この頃です。

画像: 『アーネストに恋して』より- YouTube youtu.be

『アーネストに恋して』より- YouTube

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画像2: 『アーネストに恋して』で大活躍!実在した伝説の冒険家アーネスト・シャクルトン。意外にも名広告コピーライター!?

~ What's 松竹ブロードウェイシネマ?~

現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい──。そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。

松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!

『アーネストに恋して』画像:
ⒸJeff Carpenter

『アーネストに恋して』
10月4日(金)より全国順次限定公開!
配給:松竹 
〈米国/2017/ビスタサイズ/88分/5.1ch〉
日本語字幕スーパー版
カバー画像:『アーネストに恋して』より
画像内写真クレジット:ⒸJeff Carpenter
作品クレジット:©BroadwayHD/松竹 

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