カバー画像:『プレゼント・ラフター』より ⒸSara Krulwich
松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。
予測不可能!? まさかの展開に目が離せない!
『プレゼント・ラフター』の好きなところをおしゃべり。前回は、主人公ギャリーの魅力についてお話ししました!
男女ともに憧れの的となるギャリーの格好良さ…。ぜひ劇場で注目してみてくださいね。公開は2022年3月11日(金)です〜!
さて。今回は『プレゼント・ラフター』の面白いストーリー展開についてお話ししたいと思います(*^^*)
ちなみに本作は、松竹ブロードウェイシネマ作品の中でも初の喜劇作品です。
では、どういったところが面白いのか早速いってみましょう〜!
日常なのにハラハラドキドキ…例えるならジェンガの再構築!
本作のストーリーはこのような内容です↓
<ストーリー>
舞台はイギリスのロンドン、1900年代前半。ギャリーはミドルエイジの大人気喜劇役者。腐れ縁の(元?)妻、自分の事を親よりも知っている秘書、恋仲の女流作家と、ギャリーに好意を持つ男性作家に若い女性―。今日も個性的な面々に囲まれながら、本心を言い出せないギャリー。果たして、ギャリーは最後まで“プレゼント・ラフター(今の笑い)”を演じきることが出来るのか!?
大人気喜劇役者である主人公ギャリーのもとに好意を寄せる男女がたくさん集まってしまい、展開が展開を呼び、思わぬ状況になってしまうというドタバタコメディです(ざっくり)
ストーリー自体は男女の日常的なお話なのですが、予想不可能な展開に「まさか!」「あぁ〜!大変!」「まずいまずい!」「また出てきた!!」などといった感情が休むことなく畳み掛けるように押し寄せてくるため、とてもハラハラドキドキの136分となっています(ネタバレにならないように私の心情を言葉にして表現しています笑)
例えるなら、いつ崩れてもおかしくないようなジェンガゲームのようです。崩れても何度も立て直すけれど、出来上がった形はなんだかとっても可笑しな形になってる…といった感じです。
海外のテレビ番組にて、シット・コム(シチュエーション・コメディ)作品がありますが、それに近い形でもあると思います。代表的な作品ですが、子供の頃「フルハウス」が大好きでよく見ていました。
話の食い違いや不思議な三角関係が生む笑いや、個性が強いキャラクターたちに振り回される主人公の哀れな(!?)姿など『プレゼント・ラフター』には、そういったシット・コム的な要素がたくさん散りばめられています。とにかく面白いです(*^^*)
また、シット・コム作品にもありますが、笑いだけではなく考えさせられるような展開も魅力的です。主人公ギャリーは最終的にはどんな選択をするのか──⁉︎ 見どころです。
観客の笑い声や拍手なども収録されていますので、そこもお楽しみのポイントです。やはり人の笑い声が聞こえると、空間全体があったかくなる感じがしてついこちらも笑顔になってしまいます。
ぜひ劇場にてご覧くださいね(*^^*)
ではまた次回お会いしましょう〜!
プレゼント・ラフター
2022年3月11日(金)全国順次限定公開
──人間は、いくつになっても恋をする。 役者魂、ここにあり。
ケヴィン・クライン、トニー賞演劇主演男優賞受賞作品!そして『アベンジャーズ』のコビー・スマルダーズ、待望のブロードウェイ・デヴュー作!
<ストーリー>
“お相手の本音、おしえますー。” ブロードウェイが熱狂した恋愛アカデミー⁉
舞台は1900年代前半、『キンキーブーツ』誕生の地イギリス・ロンドン。主人公ギャリーはミドルエイジの大人気喜劇役者。腐れ縁の(元?)妻、自分の事を親よりも知っている秘書、恋仲の女流作家と、ギャリーに好意を持つ男性作家に若い女性―。今日も個性的な面々に囲まれながら、本心を言い出せないギャリー。果たして、ギャリーは最後まで“プレゼント・ラフター(今の笑い)”を演じきることが出来るのか!?
配給:松竹
©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/ビスタサイズ/136分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版