LGBTQのアイコン、英国史上初、“時代を創った”究極のアーティスト、ノエル・カワード。劇作家でもあるカワードの大ヒット喜劇『プレゼント・ラフター』が、2022年3月11日(金)より全国順次限定公開することが決定しました。アカデミー賞®×トニー賞®W受賞のケヴィン・クラインと『アベンジャーズ』シリーズで人気のコビー・スマルダーズが、ニューヨークのブロードウェイから皆さまへお贈りします!
カバー画像:ⒸSara Krulwich

「松竹ブロードウェイシネマ」とは?

現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい──。そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。

松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!

──人間は、いくつになっても恋をする。 役者魂、ここにあり。

“お相手の本音、おしえますー。” ブロードウェイが熱狂した恋愛アカデミー⁉

画像: ⒸSara Krulwich
ⒸSara Krulwich

英国の劇作家で博学なマルチタレントでもあったノエル・カワードは、1900年代のセレブリティであり、アカデミー名誉賞受賞・トニー賞特別賞受賞の上に、その抜群のセンスからファッション・リーダーでもあった。

当時のイギリスでは、「ノエリズム」と言われ、大衆から大きな注目を浴びていた。「英国風」を創った人物といっても過言ではない。タートルネックも彼が舞台で最初に着たのがきっかけで大流行したと言われている。

ショーン・コネリーが『007』シリーズのジェームズ・ボンド役に初挑戦するにあたり、真っ先にカワードへ着こなしの相談に行ったとの噂話もあるくらい、その交流の広さは群を抜く。チャーリー・チャップリン、マレーネ・ディートリッヒ、イアン・フレミング(「007」シリーズ)、ウィンストン・チャーチルなど、多くの著名人に及ぶらしい。

その彼が特に力を入れた大喜劇『プレゼント・ラフター』は、ウィリアム・シェイクスピアの『十二夜』から引用された言葉だと言う。主人公のミドルエイジな大人気俳優は自分の本心を言えずに、周囲の芸能関係者とコメディな日々を送っている。私生活さえも“演じる”自分に、いつしか境界線さえも失っていく。自分を好いてくれる人たちをしり目に、年齢を重ねるうちに迷い込んだ「人生」と言う名の迷路。いったい自分は誰を本気で好きなのか、それともこのまま逃げてしまいたいのか…。人であれば誰しもが通る迷い道の出口。泣き笑いの答えを是非スクリーンでご覧いただきたい!

ストーリー

舞台はイギリスのロンドン、1900年代前半。ギャリーはミドルエイジの大人気喜劇役者。腐れ縁の(元?)妻、自分の事を親よりも知っている秘書、恋仲の女流作家と、ギャリーに好意を持つ男性作家に若い女性──。

今日も個性的な面々に囲まれながら、本心を言い出せないギャリー。果たして、ギャリーは最後まで“プレゼント・ラフター(今の笑い)”を演じきることが出来るのか!?

公開情報

2022年3月11日(金)より全国順次限定公開!

配給:松竹
©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/ビスタサイズ/136分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版

上映劇場など詳細は追って公開いたします。ぜひお楽しみに!

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