「エニシング・ゴーズ」の音楽家、奇才コール・ポーター!
コール・ポーター(1891年6月9日 - 1964年10月15日)は、米国の作曲家/作詞家であり、沢山の名曲を生んだヒットメーカーです。アーバンで粋な魅力溢れるリリックでも知られいて、ミュージカル舞台だけでなく、映画の音楽でも、大変多くのマスターピースを残しています。代表作には、「エニシング・ゴーズ」以外に、マイルス・デイヴィスのレパートリーでも有名な「オール・オブ・ユー」、ミュージカル「キス・ミー・ケイト」、そして、『日曜洋画劇場』(制作:テレビ朝日)のエンディング・テーマにも使用されていた「ソー・イン・ラヴ」もあり、日本でも人気の高い曲を数多く残しています!米国インディアナ州に生まれ、ヴァイオリンを6歳から習い、ピアノは8歳からスタート。イェール大学で応援歌「ブルドッグ」を作曲。1915年にブロードウェイのミュージカル舞台「Hands Up」で作曲家デビューしました。
コール・ポーターのエピソード
コール・ポーターは、1920 – 1960年代に主に活躍されていますが、ご自身でも歌を披露しています。なんと、学生時代の間に、既に約300曲を作曲されたとか!そして、「コール・ポーター」とは素敵なお名前ですが、その由来は、お父様の「Sam Porter(サム・“ポーター”)」、そしてお母様の「Kate Cole(ケイト・“コール”)」と言われています。お母さま方のご祖父様が裕福だったということで、当初は弁護士の道をハーバード大学で目指したとか。でも音楽への情熱が捨てられず、音楽家となりました。1919年、リンダ・トーマスと結婚。コール・ポーターのラブ・ソングは、殆ど奥様へのラブ・レターだったそうで、その幸せぶりがうかがえます。奥様は凄腕のビジネス・パートナーだったとの噂も。友情の面からも、公私ともに良いご縁に恵まれたんですね!1937年、乗馬の事故により両足に大けがをしながらも必死に名曲を生み出したコール・ポーター。自身の伝記「Night and Day」(1946年)では、伝説の名優でアカデミー名誉賞受賞のケリー・グラントがコール・ポーター役で主演。幅広い分野で、コール・ポーターの人気は不動のものでした。リッチなムードに包まれるミステリアスな「音楽家」。そんなイメージがコール・ポーターには漂っています!「エニシング・ゴーズ」もコール・ポーターの音楽と共にご堪能下さい!
- 100 Years of Cole Porter at Yale 「コール・ポーター イェール大学での100周年」
youtu.beNight And Day (1946) - Original Theatrical Trailer 「Night And Day」 (1946) オリジナル予告編
www.youtube.com「インディセント」のキャストアルバムも必聴!
このキャストアルバムは、才能溢れるマイケル・クロイター、アイオワ州出身のキューバ人ギタリスであるトリサ・ガトキン、共同作曲家で舞台に精通しているアーロン・ハルヴァがプロデューサーを務めています。テーマや理論について、約8時間もディスカッションをしたとか!こちらも是非お楽しみください!
大御所のモーリー・イェストンが奏でる「タイタニック」!
ミュージカル「タイタニック」と言えば、音楽家モーリー・イェストンですが、先日、日本で公演された「生誕80周年記念コンサート」もとても盛り上がっていましたね!モーリー・イェストンについては別の機会に発表いたしますので、こちらもご期待ください!
- 「モーリー・イェストン生誕80周年記念コンサート」より
youtu.be「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」公開情報
この度もご一読いただき、ありがとうございました!「音楽家」のことを考えながら、本シーズンをお楽しみいただけると嬉しいです。下記が各公開情報となります!
❖第1弾(10/31公開):
恋と冒険が繰り広げられるミュージカル・ラブコメの最高傑作『エニシング・ゴーズ』
❖第2弾(11/14公開):
アメリカ演劇の巨匠・ポーラ・フォーゲル渾身の原作&脚本『インディセント』
❖第3弾(11/28公開):
巨匠モーリー・イェストンが奏でる美しく壮大な音楽と史実に基づいた『タイタニック』
*1週間限定全国順次限定公開!(※東劇のみ2週間限定)
- 「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」予告編
youtu.be~ What's 松竹ブロードウェイシネマ?~
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい──。そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。
松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画界史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!
■シーズンタイトル:「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」
配給:松竹
写真クレジット:
「エニシング・ゴーズ」ⒸTristram Kenton
「インディセント」ⒸCarol Rosegg
「タイタニック」ⒸPamela Raith
作品クレジット:©BroadwayHD/松竹
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