こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員Hanaです。今回は、『ホリデイ・イン』でリンダ役を務めたローラ・リー・ゲイヤーさんについて紹介します。
カバー画像:『ホリデイ・イン』より ©️Joan Marcus

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

夏らしいもの、感じましたか?

突然ですが私は虫が大の苦手でして…。特にこの時期、ひっくり返った蝉を見ては、いつこっちに飛んでくるのかと怯えながら、音を立てずにそそくさと足早に通り過ぎています。笑

この「ひっくり返った蝉」、生きているのかもう力尽きてしまったのか…判断が難しいですよね。こういう、ひっくり返った蝉を巷では「セミファイナル」と呼ぶそうです。
※準決勝のことではありません。命がギリギリ…ということで「ファイナル」とかけているのかと…。

私はこれを知ってから、『わ!「セミファイナル」だ!!』と心の中で呟くようになり、少しのユーモアを感じて、気が和らぐようになりました。実はまだ元気だったのか「ジジ…ッ」と鳴かれると、飛び上がって逃げてしまいますが、少しは苦手意識が軽減されたかな、と感じています。(多分)

まだまだ暑い日々が続きますが、風物詩(?)のセミファイナルも楽しみつつ、乗り越えていきましょうね!

芯を持ってよく考え、多才で活動的なリンダ

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2023年10月6日(金)公開の『ホリデイ・イン』、リンダ役を演じたのはローラ・リー・ゲイヤーさんです。

私は以前、『ホリデイ・イン』とその原作の『スイング・ホテル』の両方を見た感想として、

『ホリデイ・イン』では、登場人物の心の内や葛藤がより繊細に表現されていると思いました。自分自身が「愛に生きるか、夢に生きるか、」だけではなく、相手はどう思っているんだろう、この先どうなるんだろう…と、登場人物たちがいっぱいいっぱい考えていることが分かります。

とお話ししましたが、これ実は、頭の中でイメージしていたのはリンダ(ローラ・リー・ゲイヤーさん)だったりします。個人的には、彼女が葛藤するシーンが一番印象に残っているんですよね。

農場の元オーナーの娘であるリンダは教師として働いているのですが、そこからショーという煌びやかな世界に出る時の葛藤。ジムに自分の気持ちを打ち明ける時の葛藤。テッドにダンスパートナーとしてニューヨーク行きを打診された時の葛藤……。

この物語は、はじめ、一念発起するジムの物語かと思いきや、リンダの心情にもすごく寄り添って書かれている物語だなあと感じました。

そして、リンダの好きなところと言えば、自分の芯をきちんと持っていることです。私は勝手に、ヒロイン(しかも原作は70年以上前)なら、男の人に媚びる姿であったり、お茶目さをアピールする場面もあるのかな、なんて思っていたのですが、大間違いでした!

リンダはもともと教師として、一人暮らしできちんと生計を立てていましたし、彼女の数々の葛藤も、自分の人生をどう動かしていくのかを、いつもよく考えていたからだと思います。

そして、そのリンダの心の機微を繊細に、かつその変化をわかりやすく表現しているのが、ローラ・リー・ゲイヤーさんなのです。

今回はリンダの良さをたくさん語ってしまったので、次回こそ!ローラ・リー・ゲイヤーさんについて、もう少し詳しくお話しできればと思います。

松竹ブロードウェイシネマ『ホリデイ・イン』2023年10月6日(金)公開

『ホリデイ・イン』
2023年10月6日(金)より全国順次限定公開!

画像: 『ホリデイ・イン』 youtu.be

『ホリデイ・イン』

youtu.be

努力は絶対に裏切らない、サクセス&ラブ・ストーリー!
夢をとるか、愛する人を選ぶか、ジム、リンダ、テッドの恋の行方はいかに!?

ストーリー
舞台俳優のジムは、アメリカのショービジネスを引退し、エンターテイメントの街からコネチカット州の農場への移住を決意する。以前の生活とは一変しているところに、多才で活動的な農場の元オーナーの娘であるリンダと出会う。

そこで、農場の家をホテルに改築し、感謝祭、独立記念日、バレンタインデー、クリスマスなど、祝い事の度にショーを披露することを思いつき、ゴージャスな催し物を展開していく。

やがて、ジムとリンダの間に特別な感情が芽生えるが、ジムの親友であるテッドが現れ、テッドのダンスパートナーとして、リンダへハリウッド行きの話を持ち掛けてしまう。

「愛」と「夢」の選択、果たしてどちらが選ばれるのか!?

上映劇場はこちら

配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/16:9/122分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

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