こんにちは! 松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員Hanaです。今回は、『ホリデイ・イン』で多くの楽曲が使用されている、音楽家アーヴィング・バーリンさんについてお話しします。
カバー画像:『ホリデイ・イン』より ©️Joan Marcus

松竹ブロードウェイシネマ新人女子部員ブログ『マイブロードウェイ』。洋楽・ミュージカル映画好きなアラサー女子がミュージカルについて気ままにおしゃべり。歌やダンス、演技や衣装などなど…心躍るミュージカルの世界に没頭していきます。

金木犀の香りが待ち遠しい…!

今週も『マイブロードウェイ』更新していきます。よろしくお願いします!

ふと気づいたのですが、今年はまだ金木犀の香りに遭遇できていない気がしますね。私は金木犀の香りが大好きなので、歩いている時に金木犀の香りがしてくると、そこを“金木犀スポット”として記憶し、その道を通る時にはいつもより多めに鼻をスンスンするようにしています。

胸いっぱいにあの甘い香りを吸い込むと、幸せな気持ちになれると同時に、吸い込んだ空気が少し冷たくなってきたことに気づいて、秋を感じるんですよね〜。

金木犀も気温の影響を受け、気温が高いほど開花時期が遅れると言われています。どこからともなくあの甘い香りがしてくる時期は、もう少し先でしょうか。

それまでは、続々と発売される金木犀の香りの商品で秋を待ちわびることにします。ちなみに今年は、桂花陳酒(けいかちんしゅ)という、金木犀の花を白ワインに漬け込んだお酒をゲットしたいと思っています!

アメリカを代表する音楽家 アーヴィング・バーリン

さて今回は、松竹ブロードウェイシネマ『ホリデイ・イン』で多くの楽曲が使用されている、音楽家のアーヴィング・バーリンさんについてお話しします。

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実は私は、『ホリデイ・イン』を見るまでアーヴィング・バーリンさんのお名前を存じ上げませんでした。しかし彼はアメリカを代表する偉大な音楽家であり、彼と同年代の作曲家ジェローム・カーンは、次のように語っています。

アメリカ音楽の中にアーヴィング・バーリンがいるのではない、彼こそがアメリカ音楽だ。

アーヴィング・バーリンさんはロシア生まれで、5歳の時に家族と共にニューヨークに移住します。幼い頃から新聞売りや靴磨きなど、様々な職を転々としていましたが、のちにマンハッタンにあるカフェのウエイター兼専属歌手になります。

そこで、自らが歌う曲を自作し始めたことが、彼の音楽家人生の始まりと言われています。

しかしアーヴィング・バーリンさんは、それまでに音楽に関する専門的な教育を受けたことがなかったため、楽譜は読めずピアノも弾けず…実は歌もそこまで上手な方ではなかったとか…。

結局彼は、大ヒット曲を多く世に生み出し続けても、最後まで楽譜を読み書きすることができず、ピアノも弾けなかったと言われています。今の時代にそんな音楽家がいるでしょうか…!?

音楽に関する知識(?)はほとんどないのでは…という印象を受けてしまうアーヴィング・バーリンさんですが、その後多くの大ヒット曲を作詞・作曲していきます。ということは、彼の音楽に対する感性が非常に鋭かったということなのかもしれません。

まずは、『ホリデイ・イン』でも大切な楽曲である「ホワイト・クリスマス」をぜひ聞いてみてください! 次回はアーヴィング・バーリンさんの生み出した有名な楽曲の数々をご紹介していきたいと思います。

画像1: ホワイト クリスマス open.spotify.com

ホワイト クリスマス

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松竹ブロードウェイシネマ『ホリデイ・イン』2023年10月6日(金)公開

『ホリデイ・イン』
2023年10月6日(金)より全国順次限定公開!

画像: 『ホリデイ・イン』 youtu.be

『ホリデイ・イン』

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努力は絶対に裏切らない、サクセス&ラブ・ストーリー!
夢をとるか、愛する人を選ぶか、ジム、リンダ、テッドの恋の行方はいかに!?

ストーリー
舞台俳優のジムは、アメリカのショービジネスを引退し、エンターテイメントの街からコネチカット州の農場への移住を決意する。以前の生活とは一変しているところに、多才で活動的な農場の元オーナーの娘であるリンダと出会う。

そこで、農場の家をホテルに改築し、感謝祭、独立記念日、バレンタインデー、クリスマスなど、祝い事の度にショーを披露することを思いつき、ゴージャスな催し物を展開していく。

やがて、ジムとリンダの間に特別な感情が芽生えるが、ジムの親友であるテッドが現れ、テッドのダンスパートナーとして、リンダへハリウッド行きの話を持ち掛けてしまう。

「愛」と「夢」の選択、果たしてどちらが選ばれるのか!?

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配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/16:9/122分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

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